ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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東京大学の学生、教職員の不祥事「隠蔽」のあきれた実態

2010年08月06日 | Weblog
 東大の不祥事について情報公開請求したところ「セクハラ」「アカハラ」「不正論文の作成」など計133枚が出てきた。だが東大側は、教職員の文書は半分しか開示せず、学生の事件に至っては文書を一切開示しなかった。北大や名大は、学生の不祥事を名前など個人を特定できる情報を除き、全て開示。京大や東北大も、不祥事の発生頻度が分かる程度に開示した。つまり、東大の隠蔽ぶりが異常であることがわかった。異議を申し立てると「本学においては、学生の処分についての公表慣行はない」と反論してきた。こうして「東大生はミスを犯さない」という神話を築き、ひいてはそれが官僚の無謬性という日本政治の根幹にかかわる欠陥につながっている。 . . . 本文を読む