前にも書いたことがあるけれど私の母は福岡県出身。小学生の頃は何度か行っていて、行けば1週間ぐらいそこで過ごした。
その間に長崎、大宰府、柳川にも足を伸ばし楽しい春休みや夏休みだったことを思い出す。遠くに行かなくても祖母の家の近くの本屋さん、市役所、母が通った高校などたまにしかいかないのに、その景色だとか当時のことを今でもよく覚えている。
東京生まれの東京育ちなのに、なにかの偶然で九州出身と聞くと黙っていられず、『母が福岡の生まれで私もよく行ったんですよ』と話してしまう。
すると福岡県ではなくても九州というひとくくりでお互い懐かしい同郷の人にでも会ったような感覚になり、北九州は新婚旅行でも周ったので『いいですよねぇ』と話が弾む。
先日甥っ子のお嫁さんのお父さんと話をする機会があった。佐世保出身と聞いていろいろ話をさせていただいた。言葉や食べ物の話で懐かしく思うのは私が小さい頃からそれに慣れ親しんでいるからなのだろうか?
山梨の実家は私が結婚したあとに越したので、懐かしい思い出は何もないから余計に第二の故郷のように感じるのかな。
もう東京には家はないけれど小学校からずっと過ごした場所もやはり懐かしく思い出もいっぱい詰まってて、最近は同じ八王子出身の『FUNKY MONKEY BABYS』を聞くようになった。同郷もあるけれど歌もいいもんね。何気にタッキーやアンジャッシュにも親近感湧いて『頑張れよ!』と応援してたりします。