生きているなかで最も難しいことは何か、と問われたら『人間関係』ときっと私は答えるだろう。先日は気の合う友人がいる幸せをかみしめていたが、逆もまたありそれが幸せを上まわることは多々ある。
職場、学校・・・勉強や仕事内容の難しさよりも充実したかどうかは楽しかったかどうかは人間関係で決まったような気がする。大人になったら自分の嫌いな人とでも取り繕いながら、当たり障りのない付き合いをすることでやり過ごすものだと思ってた。
あからさまに自分を避けたり自分の存在を無視されること・・・大人になってはじめてされたとき、その悔しさも相手の情けなさも同時に感じた。
私には大事にしてくれる家族がいて、仲良くしてくれる友人もいて、没頭できる趣味もある。その支えがその人のいじめみたいな行為をされたとき、悲しくさせなかった。強くいられた。
もうたぶん余程のことがない限り会うこともないと思う。偶然会うことはあるかもしれないが。そのときどうしようか?強くいられたけど自ら『こんにちは』って言えないし言いたくない。『あの人苦手』で片付けたい気持ちのほうが強い。
大人になっても人が人でいる限り人のことは気になり嫌いな人とは口を利きたくない、そんな風に思っちゃうものなんですかねぇ・・・。
嫌なことをする人はある面かわいそうな経験をしてきたのかもしれませんね。自分がされて嫌なことは他人にはしない・・・そう思っていたのですが。
必要以上に意地の悪い人や、嫌なことをしてくる人がいたら、その人の背負ってきた人生を考えるようにしています。
人間は自分が扱われたような人になるというのを信じているので、意地悪な人は、周りに意地悪されながら育ったんだなと思うと、割り切れるようになりました。
人間には煩悩がある、こういう人もいるんだなと考えるようにしています。