*sprout* 毎日の暮らしの中で・・・。

好きなモノ・コトや感じたことをつれづれに。

昔の作文を捨てる

2011-12-11 15:08:33 | 片付け

まだ夜が明ける前、バサッと何かが落ちる音に気づき目をつぶりながら『あぁポスターが落ちた・・・』とのんびり思った。寒くて起きあがって机の上に置き直すこともできず、そのまま眠ってしまった。起きてすぐポスターを拾い上げ、少し折れ曲がってしまったところを伸ばし、今度ははがれないように四隅を画鋲でとめました。傷がつかないようにマステで貼っていたけれど何度もスンギくんが落ちるのではかわいそう(これで2度目)。

スンギくんのコンサートの報告をブログで見ました。寒いソウルのもとでも心は熱いんだろうな。チケットとってソウル行きを決めて同じ会場にいるファンの方・・・自分はそこまでできないのは仕方ないのに近くに感じることができる人がいる一方で、遠く遠く感じてしまう自分。それがなんだかとても悲しくて切なくなってしまいます。

先日、長い間とっておいた高校生の頃の作文を捨てました。

高2か高3の頃、現国の授業で『私の青春』という題で書いた作文。部活に打ち込んでいたわけでもない私は、恥ずかしげもなく当時すごく好きだった人に対してへの恋愛感情を自分の青春だったと思っててそのことを書きました。

先生はそれぞれにA~Dぐらいの判定をつけ、返される前にA判定の子(たしかひとりいた)はよくできたものとしてみんなの前で読み上げられた気がします。書き終わったとき自分のありのままの思いをぶつけたせいかかなりよくできたと思っていたので『あぁA判定じゃなかったんだな』って思ってました。

ところが返されてみるとそこにはAの文字が。そして先生の褒め言葉。内容が内容なだけにきっと読みあげるのを遠慮したんでしょうね。自分の思いが人に伝わったことと文章にしてあらためて私の青春だったんだなととても清々しく感じたのを覚えています。

あれからずっと大事に取っておいた作文だったけれど、文は読み返すこともなく、ふと自分に何かあってこれを目にしたら夫も過去とはいえ複雑な思いをするだろうし、娘も恥ずかしいだろうし・・・と思ったので捨てることにしました。思い出はこの作文がなくたって消えることはないから。

いらないものじゃなくても残すべきものとそうでないものもあるような気がします。キラキラな思い出だけどそれは自分の胸の中にしまっておきます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿