夕飯が終わって義母は自分の部屋に行き私と娘はそのまま居間にいました。夫は遅番勤務のためにまだ帰ってきておらず。
すると義母が『少しだけだけど・・・』と言って居間に顔をだし、ポチ袋に入ったものを私たちにひとつずつくれました。そこには『2年生進級おめでとう』と『お誕生日おめでとう』と書かれていました。
娘と『ありがとう』と（平坦にではなく感動して言ったんですよ）言うと『少しだけど何か欲しいものの足しにしてな』と言いました。中を開けるとそれぞれ1万円が入っていてびっくりして『お義母さん、こんなにいいの？』と聞いてしまいました。この年になってお義母さんからお誕生日祝いもらうとは思わなかった。でもすごく嬉しかった。
思えば記念日に関してテンション低めの私に比べてお義母さんはどちらかというと節目節目の行事や記念日は大切にする方。結婚して最初の私の誕生日にはお義父さんとお義母さんが人形みたいなのをくれたことがありました。夫も自分のことはそうでもないけれど、家族のBDなんかはお寿司を買ったり特別日にしたい方ですね。
お義母さんにとって1万円って大金だと思います。私にとってもだけど。ちょっとうるっときちゃいました。
仕事から帰ってきた夫に話したら『入院なんかで心配かけたから気持ちであげたかったんじゃないかな』と言われて特別なことはしてないのに、お義母さんにとってはお見舞いに行ったこととかが嬉しかったのかな。
病気してから少し気が弱くなったというか・・・言葉の端々がきつくなくなってきました。患ったことで達観しているような。私たちが思っている以上にいろいろ思うところがあるのかもしれません。
私ももっと労わってあげなきゃいけないなって反省してます。好き勝手に言ったり行動している私よりずっと家族のことを思ってる気もします。
いただいたお祝いは何か形に残るものに使おうと思います。4月5日がマイバースデーなので生活費から奮発して進級祝いもかねてお寿司でもとろうかな。