*sprout* 毎日の暮らしの中で・・・。

好きなモノ・コトや感じたことをつれづれに。

母の合唱

2013-02-17 11:57:24 | 日々のノート

実家の母が市民合唱のシルバーサークルに入っていて、その発表会が昨日あったので姉と待ち合わせていってきました。

観客の殆どが県内あちこちから集まった合唱の人たち。いくつかのサークルの後、母たちの番になりカメラを構えて待ちました。今回合唱の途中で何かやる役に抜擢されたらしく、それをぜひ見に来てという話だったんですね。

『なんかさ~自分がやってるのを娘に見られるのって恥ずかしくないのかなぁ』と聞くと、
『それを見てもらいたいらしいよ。絶対来て!って言ってたから』
今は別に住んでいるけど職場が近いので昼休みには必ず実家に寄っている姉がそう答えました。

歌っている母は生き生きしていて楽しそうで、それを客観的に見ている自分が嬉しくもあり恥ずかしくもあり。

着替えて席に戻った時に声かけて顔を見てから帰ろうと座席で待っていることにし、しばらくして戻ってきた母に声を掛けました。
合唱が終わった合間だったので長くは話せなかったけれど、二人そろって見に来たことをとても喜んでました。そして舞台から顔は見えなかったけれど、間違えてフラッシュ焚いて写した写真のおかげで私たちが来ていることを感じてくれたそう。

私は今年に入ってからまだ1度しか実家に行ってなくて、その間のいろいろなことも知らずにいるんだけど、先週母がインフルに罹ったらしいんです。病院に行って軽くて済んだらしいけれど。

母と姉は一緒に住んでいた時は喧嘩ばっかりで私も苛立ってた日が多かった。でも離れて暮らすようになったらそれがなくなってお互いがお互いを思いやっているのがすごくわかるんです。

先日行ったときたまたま姪(17歳)が来てて、姪と会うのは2年ぶりぐらいなのに最近も会ったようにブランクを全然感じなくて母と姪と私で『女3人集まるとかしましい』ってこのことだなって思うくらいずーっとしゃべってた。それが結婚前に実家にいた頃のように居心地が良くて。あぁ私がいたい空間ってこんな感じだなって。

今、うちにはそれがない。

私と娘は言いたいこと言っても5分後にはあははと笑っているけど、いつも叱られたりそうじゃないって言われたりこうしなきゃって言われる夫と特に姑には思ったことなんてたぶんほとんど話さない。

人って言われないようにするには自分を防御する働きを学習するんですかね。『はい』と言っておく、自分の本当に思うことは言わないとか。

波風は立たないけどストレスは溜まる。

夫はそんな私を何も言わないけれど寂しく思ってるように感じる。

でもしばらくはそんな状態から抜け出せそうにありません。