大気の状態が不安定になるこの時期、晴れていると思っても天気予報どおり涼しい風がすぅーっと吹いて雷雨になることがある。空のずっと上から雷が鳴り出して稲光が見えバケツをひっくり返したような雨が降る。
私はこの空がだんだん暗くなり雷が鳴るのが好きだ。ドキドキして窓を閉めきり遠くを見つめて稲妻が走るのを待つ。
昔まだ小学生の頃、ひとりで、もしくは姉と二人で留守番のときドドーンという音にびくびくしながら落雷するのを恐れてテレビも消してじっとしていた。避雷針も立っているのに『いつか落ちるかも』という不安。それを煽るように近いところで落雷があったときは電気がぱっと消える。今では停電の経験は滅多にしないがその頃は消えることが多かった。
何十年も前のその光景を雷のたびに思い出す。明るいうちなのに全てが灰色の世界。遠くの稲妻がきれいにギザギザになるほどそこから目が離せなくなる。今年はまだ見てないな。
このところ日々のつぶやきにのせてハンドメイドを紹介していますね・・・。作品の紹介だけだと寂しいし、あんなことこんなことを日々感じながら縫い物をしてるんだって思ってもらえれば嬉しいです。
今日の作品・・・前回と同じようにぺたんこバッグを製作。布は素敵な花柄が揃っているHARUのもの。形はシンプルでもこちらもやはり可愛い仕上がりに。