進路

高校生最後の夏休みも終わり、周りの友人達はそれぞれの進すべき道に向けて行うべき事をしっかりやってます。
峠にいっても同級生の姿は無く、一人でフラフラしてる事が多くなり楽しさ半減です。
まあ、仕方の無い事ですが。(笑

自分も進すべき道の件で担任にご相談しなければなりません。
ある日の職員室

自分　「あの～、推薦入学でお願い出来ませんか？」
担任　「ん？おまえ～推薦基準って読んだけど･･･
　　　　成績順位真ん中より上が望ましいって書いてあるぞ。」
担任　「推薦無理やぞ。聞いてみないと分からんが。」

･･･自分は下から数えるとかなり上位でしたが、それには理由があります。
故意に勉強しなかったからです。（笑嘘
まあ、ど～でも良い事ですが、その進路の推薦基準には達してません。
しかし、想定してた事なので大して驚きもしませんでした。
担任の話など聞く耳持たずで、自分のペースで話を進めます。

自分　「あ～多分大丈夫ですから、推薦の方向でお願いします。」
担任　「おまえ･･･そんな無責任な･･･まあ、ダメだろうけど願書出しとく　　　　　　　　　 よ。」

担任のあきれたような表情と、自分の薄ら笑いな表情とで会話は進み？職員室をあとにしました。
ダメなら普通に試験受ければ良いだけの事ですので不安な事などありませんでした。

後日、しっかり推薦入学の返事をいただきました。
目標への扉の前に立つ事が出来ました。
あとは面接だけで合否確定です。

しかし面接当日、それも試験管の目の前でとんでもない事が起きました･･･

はたして扉は開くのでしょうか？

（続く）