エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

・・・万事休す・・・

2021-05-08 08:01:17 | “現代医学の功罪” 関連
・・・私の秘密を 暴露します・・・

4年前(66歳の時)「三途の川」を渡りかけました。 息切れが続き、時折 10メートル歩いただけで 失神する程 ‟重症” でした。 肺に拘る病気かと、町の内科医院に タクシーで向かいました。 担当した医者は「大変です。心臓が 30%しか機能していません」と、すぐに大病院へ紹介状を書いたので、危険な病状を自覚しました。 ‟肺” の病気と思いきや、‟心臓” が 原因だったのです。 救急車で送られ 病院に到着すると、‟即診察” ・‟即入院” でした。 医者:「危篤状態です」 私:「万事休す」 それでも、意識だけは正常でした。 

不可解でした。 タバコの吸い過ぎで、‟肺” に自信はなかったものの、‟心臓” のトラブルは 過去にありませんでした。 前兆と言えば、二ヶ月前に起きた 手足の ‟むくみ” と ‟荒れ” 程度でした。 それも、ほぼ 治ってからの異変です。 何が原因か 分からないので、不安が増すばかりでした。 そんな場合ではありません。「危篤」の一言が、人生の最期を感じました。「何かの 間違いであって欲しい」 只 それだけを願って、応急手当を受けました。

入院 5日間は、‟心不全” を想定した治療でした。 点滴を中心に、心臓の状態をあらゆる機器で 調べていた様です。(詳細は分かりません) 担当医の心配と裏腹に、病状の悪化は 運よく食い止めた様でした。 一日々、食欲が戻って来たと感じました。 医者は 体調の改善を確認してから、様々な ‟検査” を始めました。 ‟CT”・‟MRI”・‟PET” 、徹底した検査でした。 

結果、 担当医は「サルコイドーシス” かも知れません」と、意外な ‟病名” を告げて来ました! 「え~ ‟サルコイ” 」?

「サルコイドーシス」全身の様々な臓器に ‟肉芽腫”(悪性腫瘍と異なる)を形成する ‟免疫疾患”。 心臓以外に病変が見つからない場合は ‟心臓限局性サルコイドーシス”、初期症状として ‟皮膚サルコイドーシス” が多い。 ‟発症原因”・‟治療法” が不明の為、‟難病” に指定されている。 

「サルコイドーシス」は、20代で罹患するケースが多く、私の年齢と大きく隔たりがあると感じました。 病床で記憶を辿れば、20代で ‟成人性アトピー性皮膚炎” と 診断された事を思い出したのです。 それが「サルコイドーシス」だとしたら、総てに ‟合点” がいきます。 皮膚炎が治らず 札幌市の大学病院で検査した時も、原因不明の ‟皮膚病” と診断された記憶がありました。 それが ‟初期症状” かも知れません。 「皮膚サルコイドーシス」は、‟アトピー性皮膚炎” と間違えられる事が 多々ある様です。 紛らわしく 厄介な病気です。 50年も前から、 私の身体に ‟免疫疾患” の ‟病魔” が 宿っていたのです。 

今思えば、入院の二ヵ月前 手足に出た酷い湿疹が「心臓サルコイドーシス」の前兆かと思います。 担当医に状況を説明すると、通院した皮膚科専門医に電話し、検査内容を詳しく訊ねました。 そこでも、‟原因不明” だったと 答えが返って来た様です。 今までの ‟原因不明” は、確定診断できなかった「サルコイドーシス」だったと確信しました。 取り敢えず、病名が分かったので安心です。 ただし、肝心の ‟免疫疾患” が完治した訳でありません!

不思議です。「危篤」と言われた病気が、約一ヶ月の入院で ほぼ 完治したのです。 通常では、有り得ない ‟短期回復” です。 勝手に、‟奇跡の生還” と言ったら 過言でしょうか? 大病(危篤)が、一ヶ月で ‟全快” する筈は ありません! 

我が・・・万事休す・・・は、4年経っても再発していません。 ただし 病魔「サルコイドーシス」が、一時 休んでいるだけかも知れません。(不気味です) 現在は、通院 も 投薬 も中止しています。 体調が 元に戻ったからです。 ただし「心臓サルコイドーシス」が 再発すれば、 重大な結果が出る事を 覚悟しています! 

日本人は「サルコイドーシス」が、比較的に多い様です。 前ぶれなく ‟心臓” で増殖すると、死に繋がる危険な病気です。 皆様も、頭の片隅に 難病「サルコイドーシス」を留めてください。 どんな病気も、‟原因不明” が 最も恐ろしいのです!(‟新型コロナウイルス” しかり) 

私は ‟免疫疾患” ですので、‟新型コロナ・ワクチン” の副反応を 用心する必要があると思っています。 接種を否定するのは「サルコイドーシス」に関係があります。 単なる ‟医療批判” ではありません! 何卒 ご理解ください。

難病「サルコイドーシス」の ‟体験談” でした。

 ◎「大谷 郁代」パステル画:「天使」


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