エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

日本の首都「東京」

2021-02-07 08:06:55 | 日記
日本は 島国と言っても、世界三位の経済大国です。 小国と 嘆く必要もなく、寧ろ 誇るべく先進国と思っています。 しかし 評価できない問題が、山積しているのも事実です。 第一に、東京都の “人口集中”(一極集中)を掲げたいと思います。 「狭い日本、なにゆえ極小地 “東京” に拘るのか」? 

   < 市町村面積ランキング >
 
   1、 岐阜県高山市  2,177K㎡ 
   2、 静岡県浜松市  1,558K㎡
   3、 栃木県日光市  1,449K㎡
   4、 北海道北見市  1,427K㎡
   5、 静岡県静岡市  1,411K㎡
   6、 北海道足寄町  1,408K㎡
   ・・・・・・・・・・・・
   117、 奈良県十津川村 672K㎡  
   118、 東京23区         621K㎡ 

「美しの国・日本」誰かが 唱えました。

日本は島国ですから、首都・東京(23区)の面積が、奈良県の十津川村より小さくても構いません。 コンパクトな地域に 全ての “国家機能” が集約しているので、合理的であるのは間違いありません。 しかし 日本の “心臓” や “頭脳” が、必要以上 集中するのは問題です。 “火山噴火”・“大地震”・“大津波”・“大風”・ “大洪水” 。 どれか一つ 東京が襲われても、日本全体が “機能不全” を起こします。 それでも、首都は “東京” なのでしょうか? 愛国心ではありませんが、日本の将来を危惧します!  

◎ 海抜ゼロメートル以下の土地が目立つ「東京都」 
A_3

東京 23区は、日本最大級の自然破壊を齎した地域です。 戦前の産業革命から戦後の経済復興、“いざなぎ景気”・“高度経済成長”・“バブル期” を経て、東京は大規模な地盤沈下を起こしています。 長年に渡る地下水の工業利用により、海面下(ゼロメートル地帯)にある無防備な地域が 大半です。
今後 来るであろう 大災害に、どれ程対応できるのでしょう。「大水害に備え、ゼロメーター地帯の地下に巨大水槽を造る」「大津波に備え、沿岸部に 30メーター以上の防波堤を造る」確かに 自然災害を未然に防ぐ為、巨大設備を造る技術も予算もあると思います。 果たして、そんな発想でいいのでしょうか? 大災害は、明日にも遣って来るのです!

大災害「来たら来たで 如何にかなる」これが、安全保障の現実です! 遷都(首都移転)と言う選択肢は、無いのでしょうか? 「東京が沈没してから考える」それでは遅いのです。 東京一極集中には、限度も限界もあります。 それでも、人々が「東京」を希望するのならば仕方がありません。 田舎者(私)は、ただ見守るだけです!

遷都の概念は、単に司法・立法・行政など国の中枢機関を、他県に移行する事ではありません。 大災害が起きても、最低限 政治が機能する頑丈な “” を築く事と言いたい。 場所は、東京に拘る必要はありません。 ある程度の土地を確保し、天災に対応できる “安全地帯” を築くのが最善です。 少なくても “東日本大震災” 級の災害で、日本が沈没する事を阻止できます。 それが、先進国の “安全基準” と言うものです。 「首都が水没する」「首都が無残に倒れる」そんな情けない光景は 見たくありません!               

1960年「守屋 浩」が歌った「有難や節」を紹介します。(「浜口 庫之助」作詞・ユニークで鋭い “社会風刺” です )

有難や~有難や~
近頃地球も 人数増えて
右も左も満員だ
だけど行くとこ 沢山ござる
空にゃ天国” 地にゃ地獄” 

東京の “人口密集” は、60年以上前から “社会問題” だった様です! その後 災害は、無かったのでしょうか?