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福島市内のヒガンバナ

2018-10-03 01:18:13 | 東北のヒガンバナを訪ねて

 

 二本松市の安達ケ原を出て、福島市へ向かいました。

 

 ネット検索で「ヒガンバナ 福島」と入力して見つけた、福島市飯野町明治字石畑を目指しました。

 

 どんな場所か分かりませんが、2007年頃にスタートさせた、「花のガイド」のコンテンツ「ヒガンバナの名所」を自分の目で確認し完成させたいので、ヒガンバナの群落を見逃し、後で臍を噛むようなことはしたくありません。

 

 ナビが目的地に到着しました、と告げた場所は東光寺という寺の前でした。

 

 お寺であればヒガンバナが咲いていても不思議はありません。

 

 しかし、それらしい光景が見当たらないのです。

 


 

 それならばと、県道から見えたヒガンバナへ、田の畔を近づいて行きました。

 

 少し小高くなった場所に幾つかの墓石が並び、その周囲をヒガンバナが赤く飾っていました。

 

 

 

 ヒガンバナの花群れを絵にしようと、カメラアングルを探しました。

 


 

 カメラはキャノンIXYというコンパクトデジカメですが、実際より良い印象の写真は撮れましたが、ここを「ヒガンバナの名所」に加えるかどうかは、悩ましいところです。

 


 

 飯野町の次は福島市下鳥渡へとハンドルをまわしました。

 

 ナビのガイドで田園地帯を進む途中から、車の周囲に、ヒガンバナの赤い花が見えていました。

 

 しかし景色が広すぎて、何処が核心部なのかが分かりません。

 

 犬の散歩をしていたご婦人に「この辺りにヒガンバナが咲くと聞いて来たのですが、どのあたりでしょうか」と聞いてみました。

 

 すると、「この先の信号を右に曲がって・・・」と、丁寧にヒガンバナが群れ咲く場所を教えて頂くことができました。

 

 参考までに、詳細を記しますと、

 

 国道4号線から、通称自衛隊通りと呼ぶ道を西へ進み、東北道の手前の大森地区から真っすぐ北に向かう道へ右折し、300m程進んで小さな小川を渡る辺り、ということになります。

 

 地元の方はこれでご理解頂けるはずですが、東京から福島のヒガンバナを見に行く人は、そう多くはないでしょうから、これでどうぞご容赦下さい。

 

 ところで、遠くに見えるのは、何という山なのでしょうか。

 

 本当にのどかで、心和む光景です。

 


 

 田を縫って流れる小川の縁に、黄色い稲穂を背にしたヒガンバナが秋を告げていました。

 


 

 車を路肩に停めて、田の畦道を100m程も歩いた先の、木立の下に見える赤い花に近づいて行きました。

 


 

 真っ赤な曼殊沙華が、苔むした石碑に添う風情を見せながら花を並べていました。

 

 まだ青い実の柿が、石碑と曼殊沙華を見下ろしています。

 

 木の傍らに、赤く錆びた三脚が柿の枝へと梯子を伸ばしていました。

 

 

 

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