病院での結果をご報告しないまま日が経ってしまいましたが、経過は順調です。じつは、大学のラボの翌日に病院に検査に行ったら、そのまま検査入院させられてしまいました。病院での待ち時間が長いだろうと思って、その午後のシュピールグルッペにコマを作っていって遊ぼうと折り紙をバッグに入れて行ったのに、結局そのまま入院になりました。大学のクリニックのデータは、すぐにでも手術という状況だったようで、「これから4時間おきにデータを取って月曜日に手術しましょう。ご主人はスーツケース(入院用の荷物)を持って来てください。」と急に言われました。「このまま入院?」あっという間に個室をあてがわれて、一泊してきました。結局はCTGデータが悪くなかったし、赤ちゃんのサイズも大学で測ってもらったほどは小さくなかったので、しばらく様子を見ることになり、日曜日の朝に開放されました。
「ゴミを捨ててくてばよかった。」「掃除機をかけてくればよかった。」と入院中に気になっていたので、退院して家に着くなり慌ててやりました。何しろ検査だけのために、育児からも家事からも解放されて個室でゆっくり眠ったので、すっかりリフレッシュされたようです。その日の午後はIKEAとベイビーマークトに買い物にいって、「本番」までに思い残すことないよう備えました。大学のラボの先生というのは権威があるらしく、設備も整っているので、婦人科の先生も、病院の先生も、ラボの結論を無視できないようでしたが、今回は詳しく検査してもらえてかえって良かったです。病院の教授やシニアドクターも、とても感じが良くて丁寧に説明をしてくれました。
3箇所が一度に出てきて紛らわしいかもしれませんが、ここでご説明すると・・
☆婦人科・・・妊娠してから普段通っているところ。
☆大学のラボ・・・超音波検査(私の場合は羊水検査も)のために行きます。
☆病院・・・出産する予定の病院。
以上のようになります。ドイツではムターパス(日本の母子手帳みたいなもの)に診察の結果がすべて記入されて、他の病院の先生が見てもすぐに状況がわかるようになっています。だから病院と婦人科の間を行き来するときにも、わざわざカルテのコピーをもらわなくてもいいのです。また、各機関(病院)同士の連携がうまく取れているので、どこで診察を受けても、いつでも事前に話が通っていて非常にスムーズでした。
それから先週一週間も毎日検査に通いました。月曜は病院にて、火曜~木曜は婦人科にて、30分間のCTG(赤ちゃんの心音と子宮収縮データを取る)のために出向きました。すべてのデータが正常で、先週の金曜日には、また病院でCTGをとった後、先生とお話をしました。赤ちゃんも成長していて、逆子もなおったので、このままいけば自然分娩で出産できそうです。
今回は思いがけず病院に一泊できたことで、病院の様子やシステムがよくわかって、何よりもいい予行練習になりました。あとは、今週の金曜日に母と妹が手伝いに来てくれるので、それまで赤ちゃんをお腹の中に持ちこたえたいところです。
ご実家で賑やかで楽しい時間を過ごされていることと思います。私の方は金曜日に母と妹が来てくれて家事の負担が減ったせいか、急にお腹も張らなくなって快調すぎるほどです。このままだと予定日を過ぎても生まれないかも・・。おととしの年末のトキママを思い出します。マラソンでもするか・・・。