*begejstring for DANMARK*

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今頃完読。

2005年08月12日 | 音楽・本・漫画・映画・芝居・アニメ
写真は「Petit Grand Publishing online」より。

前に紹介した「ヤコブセンの家-桜日記」、実はまだ読んでいなかったので今日一気に読んでしまった。というか、読み始めるとそうなってしまう。この岡村恭子さん(ここのデータは去年のもの)、なんと既に25年もコペンに住んでいて、そのうえ本のタイトルからもわかるとおりアルネ・ヤコブセンが建てた一軒家に住んでおられます。私から見ると…いや、誰が見ても羨ましすぎる! ご主人が家具デザイナーという事もあり、それがキッカケで結婚と同時にデンマークに越してこられた恭子さんのご主人さん、岡村孝さんは日本でも有名な家具デザイナー。基本的にはデンマークでの活動ですが、日本の有名家具会社ともコラボして作品を出されてもいます。

この本を読んでいくと、私が5月に行った家具研修旅行のメインとも言うべき場所、コペンのベラセンターにて毎年行われている「スカンジナビアン・ファニチャーフェア」、もとい今年から改称されて「コペンハーゲン・インターナショナル・ファニチャーフェア」(もっと「デンマーク」の色を濃くするために名前をこう変えたとのこと)に、毎年、孝さんの会社である「O&Mデザイン」も出されている模様…ああ!もっとこの本のことを早く知っていればぁ!! 出版されたのは今年の2月末だったから十分間に合った筈だけど、この本を見つけたのはLIBRO池袋西武店の建築・インテリア関係の本が並ぶところで偶然見つけたものなので、時すでに遅し…。

それにしてもこのお宅、ヤコブセンデザインという事はもとより、暖炉が3つもあり、そして広いお庭・桜もあるという素晴らしい以外の何ものでもないお家。確かに暖炉ということは薪を蓄えておかないといけないし(それも2年も!乾燥させて)、煙突掃除も必要だろうと思うし、桜があるということは毛虫もすごいだろうし(本当は毛虫大嫌いだけど)、それ以外にも一戸建てだからこそ大変なこともいっぱいあるだろうし、でも、それらをすべて呑んでも私にとって憧れの家のカタチ。暖炉1つとってもそこでグリル焼きが出来るし、その前にロッキングチェア置いてそこで読書したり編み物をしたり疲れて居眠りをしたり…もしくはおつまみとお酒を並べて一晩中仲間たちや近所の人たちと飲み明かす、というのはサイコーじゃないすか! じ~ん… 
…あとは、屋根裏部屋が付いていたら完璧! 屋根裏は私のものだぁ~っ…って、誰に言ってる? 最近ど~も独り言が…。

…とまあ、この本を読みながら、いろんな思いに馳せてしまった私。25年もの歳月をデンマークという国でずっと過ごしてきた家族だからこその、この生活。現在20歳を超えた娘さんの育て方にも、日本人としての基本を忘れさせないやり方で来たというご夫婦の姿は非常にうなずけるもの。勿論、苦労も沢山あっただろうけど。


今度デンマークに行った時、是非見てみたいお家です。


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1 コメント

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管理者様へ。 (BC7管理人)
2005-08-13 14:34:09
新しく書いたブログの内容を告知させて頂くサイトを立ち上げました。宜しければ、ブログ更新の際に是非当サイトをご活用下さい。尚、ご興味無いようであれば、お手数ですがコメント削除の程、宜しくお願い致します。
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