そわかんぼちゃん日記

佛の子・そわかんぼの成長記録と佛道修行にいそしむ父(慈龍)・悪妻道邁進中の母(麦の花)の日々の覚え書きです。

母も病院

2006年11月04日 | 健診・病気・病院
そわかんぼの病状が落ち着いてほっとしたのもつかの間、今度は自分の身にちょっとした異変が。
うーん。
出血が続くなあ。といっても鮮血じゃないし、お腹も痛くないし、妊娠初期も1週間くらい出血があったけど、診察してもらって大丈夫とのことだったし・・・でも、さすがに気になる。
境内の納骨堂工事が始まって以来、忙しさを言い訳にずっと健診に行ってない。
初期検査もしないうちにもう妊娠中期に入ってるし、うーん。
そわかんぼを保育園に預け、思い切って近くの産婦人科まで車を走らせた。
病院に着くまで、お腹の子に何かあったら、とか、そわかんぼが保育園で怪我でもしたら、とかアホな妄想に捕らわれてしまう。えーい、不幸を志向するなっつーの。
昨日が祝日休みだったので、待合室には人がいっぱい。
一応妊娠初期検査を受けることになり、診察室に入って血を抜かれる。今日はちょっと不安を抱えながら来たせいか血行が良くないようで、看護婦さんが「血が出てこない・・・」と先生にヘルプを求め、先生が私の腕を何度もぺちぺち叩かれて、ようやっと検査が出来る量の血が採れた。
その後、エコーでお腹の赤ちゃんの様子を診ていただく。
今日も元気元気。ここの先生はけっこう話し好きで、エコーを見ながら丁寧にあーだこうだと説明してくださる。ダウン症の子は首に水がたまっている、鼻骨が極端に小さい、とか、ミツクチの場合羊水の量が少ないのと、顔を見たらすぐに分かるんだ、心臓の正常な位置はやや左寄りで動脈に向かって20°くらい(だったかな)傾いている等々。へその緒の話も出てきたので、先生にへその緒の長さはお産に関係するのか質問した。
「前、35センチの人がいたけれど、陣痛が四回来たけど弱くて、結局帝王切開でしたねー。」
「私もそれくらいでした・・お産前にへその緒の長さって分からないんですか?」
「いやー、こればっかりは産んでみないと分からない。ある意味前置胎盤より手強いですね。・・・ま、上の子が短かったからといって、次はまた違いますから。」
そうか、ここでお産してたら帝王切開になってたかも知れないのね、私。今度は、スムーズにすぽーんと産みたいな。
背骨も、指の骨もヒトとしての様を整えつつあるお腹の赤ちゃんの元気な姿にひと安心。エコーを終えてから、先生に「今更なんですけど」と、出血している旨を話す。私が初期の頃も出血があって検査していたのを覚えておられ、「悪性ではなかったし、子宮が大きくなって、前からの分がはがれてるのかもね。鮮血でなければ大丈夫です。」と、あっさり言われたので「じゃあ痛くなるようなことがあればまた来ます。」「次はひと月後に」「有り難うございました♪」「バッグ忘れないようにね」「あ、スミマセン。」と、明るく診察室を後にすることが出来た。
母子手帳の診察券を使ったので、診察代もかからなかった。ありがたや。
帰り際、ホームセンターに橋本弁護士の講演会お知らせのポスターが貼ってあった。子育てに関する講演会というのが何か笑える。しかも、彼が否定している「私学」(橋本氏は子どもは基本的に公立に通わせるべきだと主張している)で講演会・・・ふふ。どうしようかなあ、聞きたい気もするなあ。
うちに帰ると、本堂でまだ法事中のもよう。
うどんを作っていると、戻ってきたオットが不安げに「大丈夫だった?」と聞いてくる。大丈夫だと思うよー。
でも、余計な不安を持たないように、検診にはちゃんと行かないとね、と改めて思った出来事だった。
法事でいただいたお弁当を二人で分け合い、オットはうどんがおいしいと喜んでくれた。
NHKの連ドラと、続く田辺聖子さんがゲストのスタジオパークを見ながら、何事もなく時が過ぎゆく有り難さに、なんともいえないしみじみとした落ち着きを覚える。
そわかんぼをお迎えに行く夕方まで、ちょっとゆっくりさせてもらおう

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