そわかんぼちゃん日記

佛の子・そわかんぼの成長記録と佛道修行にいそしむ父(慈龍)・悪妻道邁進中の母(麦の花)の日々の覚え書きです。

悪妻たる所以

2005年09月25日 | 夫婦善哉
『人は何かの犠牲なしには何も得ることは出来ない。
 何かを得るためには、同等の代価が必要だ。
 それが、錬金術における等価交換の法則である。
 そのころ、ぼくたちはそれが世界のー』

「“真理”だよ」
と、オット。
「“真実”です。」
と私。
最近我が家でアニメ・原作漫画共にブームの「鋼の錬金術師」
オープニングの科白をめぐって、夫婦で意見の相違が出た。
しばしにらみ合いが続き、先に口を開いたのはオット。
「よし、じゃあ何を賭ける?」
「・・・勝ってから考える。」
「じゃあワタシはそわかんぼにキスしてもらうわ♪」
ずっとアニマックスでDVD録画している「鋼ー」の再生ボタンが押された。

『ーである。そのころ、ぼくたちは、それが世界の真実だと信じていたー』

しばし、沈黙。

「おほほほ、やっぱり“真実”だったわねえ~、おほほほ
高らかに笑う妻に、悔しがるオット。
「もう勝っただけで気分良いから何も要らないわ。おほほほほほ」

家事はテキトーで良いから、こういうときに「あら、ごめんなさいね♪」と恥ずかしげにほほえむ妻が欲しい・・・と、オットは思っているに違いない。
こういうところが、最大の悪妻たる所以ですね