そうたいせい の こと

日常の出来事をそこはかとなくつづります

こんな時でも、記念ですから

2011-03-17 22:46:19 | Weblog
今日は次男坊の幼稚園の卒園式です。
世の中的にはとても大変な事になっていますが、彼にとっては一生に一度のことなのでお許しください。

そんな訳で、今日は我が家にとってもとてもめでたい一日です。
なんせ、あのきかん坊が卒園するのですから・・・
これを乗り越えないと小学一年生にはなれません。
だからとても大事なのです。



朝家を出る時には、まずイール君と記念撮影です。
見えませんが、ワイシャツとネクタイでビシッと決めています。
まさに”馬子にも衣装”です。
さあ、今日は遅刻しないように余裕を持って家を出ましょう。

幼稚園に到着すると、いつものように園長先生と副園長先生が出迎えてくれます。
さあ、元気にご挨拶です。
「おはようございます」
彼はいつものことですが、一緒にいる私のほうが少し緊張してしまいます。

園内に入り、会場で少し待っていると式典が始まりました。
みんなで整列して入場です。
お父さんカメラマンがパシパシと写真を撮っています。
だんだんと彼らも緊張してきているようです。



式典は幼稚園生が飽きてしまわないように、とてもシンプルに進められていきます。
終了証の授与と来賓挨拶、園長先生の祝辞、そして歌となっています。
それでも子一時間ぐらいかかります。

私とお友達のお父さんは、2年前の入園式のことを思い出しながら、”早いもんだねぇ”としみじみしてしまいました。

 

式が終わると、幼稚園からの退場です。
1つ下の年少さんが見送りをしてくれます。
園を出るときには園長先生もお見送りしてくれます。
お母さんと一緒に手をつないで出て行くのです。



幼稚園の入り口は公園になっています。
子供達が安全に出入りできるように設計されているのでしょう。
だから、幼稚園から出たら子供達はすぐに遊び始めます。
それは今日も全く変わらないようです。
ただ少し小綺麗な格好をしているだけで・・・

幼稚園が終わったあと、子供達はいつも公園ではしゃいでいるのですが、どちらかと言うと今日はお母さん達の方がはしゃいでいました。
もしかしたら、これからは会わなくなってしまうのかもしれません。
そんなこともあり、お母さん達は別れを惜しんでいるようでした。



大半の人は小学校に行っても同じ学校になるのですが、学区によっては別れ離れです。
とても寂しいことですが、これは仕方がないことです。
別れがあるので、新しい出会いがあるのです。
寂しいからと言って前に進まないわけには行かないのです。
彼らは、これからいろいろと困難にぶち当たるのでしょうが、頑張って進んでいってもらいたいと思います。
応援します。

おめでとう!!