空色のたね

小さなひと言や出来事をここに種まきしようと思う。
いつか誰かの心の中で花が咲き、大きな木に育つかもしれない。

ホウネンエビ みっけ

2012-06-10 | 身近な生き物

の裏の田んぼの用水で、ちびイモリのえさのミジンコをすくっていたら、

ホウネンエビがいっぱいいました。

毎年、この時期に2週間くらい見られるのだけど、

その後は消えてしまう。

ウィキペデアで調べてみると、

 

ホウネンエビは、節足動物門 甲殻亜門 鰓脚綱(ミジンコ綱)サルソストラカ亜綱 無甲目(ホウネンエビ目)に属する小型の動物である。日本では初夏の水田で仰向けに泳いでいるのがよく見かけられる。

体は細長く、弱々しい。全体に白っぽく透明感があるが、緑を帯びた個体、青みを帯びた個体も見られる。頭部からは、左右に一対の複眼が突き出している。第一触角は糸状に突き出す。第二触角は雌では小さく、雄では雌を把握するために発達する。その形はなかなかややこしいもので、言葉で説明するのは難しい。普段は象の鼻を丸めたようにして、雄の頭部に乗っているが、頭の大きさの半分程もあるので、雌雄の区別は一目で分かる。伸ばすと先が枝状に分かれている。雄の姿にアノマロカリスを思い浮かべる人もいる。

頭に続く体は、細長く、多数の鰓脚がつく胸部と、鰓脚のない腹部に分かれる。胸部は十対以上あって各節に一対の鰓脚がある。鰓脚はどれもほぼ同じくらいの長さがある。鰓脚の最後の部分にの入る保育のうがある。保育のうは細長く、腹部の腹面に沿ってぶら下がる。腹部は細長く、最後に一対の尾叉がある。尾叉は木の葉型で平たく、鮮やかな朱色をしている。

常に鰓脚を動かし、水中を泳いで生活している。基本的な姿勢は腹面を上に向けた、仰向けの姿勢である。水中の中ほどか、水面近くでその姿勢を保ってあまり動かないか、ゆっくりと移動するのがよく見られる。驚いた時には瞬間的に体を捻って、跳躍するように移動することがある。それが素早いことと、体色が紛れやすいことから、一見では瞬間移動でもしたかと感じてしまうほどである。

餌は鰓脚を動かして水流を作り、腹面の体軸沿いに口元へ水中の微粒子を運んでいる。

光に集まる性質があるので、夜に照明を当てると容易に捕獲できる。

おなかを上にして泳ぐ姿は、とてもきれい。

周りの白い小さいものは、ミジンコです。

忙しそうに動き回っています。

窓側に、ベビーイモリの水槽と一緒に置いてみました。

今しか、見られないですよ。

見に来てくださいね。

コメント
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