の裏の田んぼの用水で、ちびイモリのえさのミジンコをすくっていたら、
ホウネンエビがいっぱいいました。
毎年、この時期に2週間くらい見られるのだけど、
その後は消えてしまう。
ウィキペデアで調べてみると、
ホウネンエビは、節足動物門 甲殻亜門 鰓脚綱(ミジンコ綱)サルソストラカ亜綱 無甲目(ホウネンエビ目)に属する小型の動物である。日本では初夏の水田で仰向けに泳いでいるのがよく見かけられる。
体は細長く、弱々しい。全体に白っぽく透明感があるが、緑を帯びた個体、青みを帯びた個体も見られる。頭部からは、左右に一対の複眼が突き出している。第一触角は糸状に突き出す。第二触角は雌では小さく、雄では雌を把握するために発達する。その形はなかなかややこしいもので、言葉で説明するのは難しい。普段は象の鼻を丸めたようにして、雄の頭部に乗っているが、頭の大きさの半分程もあるので、雌雄の区別は一目で分かる。伸ばすと先が枝状に分かれている。雄の姿にアノマロカリスを思い浮かべる人もいる。
頭に続く体は、細長く、多数の鰓脚がつく胸部と、鰓脚のない腹部に分かれる。胸部は十対以上あって各節に一対の鰓脚がある。鰓脚はどれもほぼ同じくらいの長さがある。鰓脚の最後の部分に卵の入る保育のうがある。保育のうは細長く、腹部の腹面に沿ってぶら下がる。腹部は細長く、最後に一対の尾叉がある。尾叉は木の葉型で平たく、鮮やかな朱色をしている。
常に鰓脚を動かし、水中を泳いで生活している。基本的な姿勢は腹面を上に向けた、仰向けの姿勢である。水中の中ほどか、水面近くでその姿勢を保ってあまり動かないか、ゆっくりと移動するのがよく見られる。驚いた時には瞬間的に体を捻って、跳躍するように移動することがある。それが素早いことと、体色が紛れやすいことから、一見では瞬間移動でもしたかと感じてしまうほどである。
餌は鰓脚を動かして水流を作り、腹面の体軸沿いに口元へ水中の微粒子を運んでいる。
光に集まる性質があるので、夜に照明を当てると容易に捕獲できる。
おなかを上にして泳ぐ姿は、とてもきれい。
周りの白い小さいものは、ミジンコです。
忙しそうに動き回っています。
窓側に、ベビーイモリの水槽と一緒に置いてみました。
今しか、見られないですよ。
見に来てくださいね。