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120.『犯人に告ぐ』みちゃった!(^^)!

2008年04月13日 23時59分46秒 | 映画

今夜は、犯人VS警察(一部捜査員)の丁々発止
情報操作でどれだけ犯人に近付くことができるのか?
というこれまでにありそうでなかった
マスコミを武器に使っちゃう犯罪捜査もの
『犯人に告ぐ』のご紹介です。

実はこの作品最初はWOWOWでOAされていたらしい・・・
劇場はそのあと?? (; ̄ー ̄)
で、観た感じは、やっぱりドラマ的かなぁ~と
いう手応えでした。
でも、良く出来た事件ものだとは思います。
スタートしたときすでに事件の真っ只中っていう
シチュはこれまでにもありましたが・・・
今回の場合その勢いを上手く利用して、ラストまで一気に
観賞できちゃう作品でした。


2007年 日本 本編117分
監督:瀧本智行
脚本:福田靖
原作:雫井脩介(双葉社発刊)
音楽:池瀬広
出演
巻島史彦:豊川悦司
曾根要介:石橋凌
植草壮一郎:小澤征悦
津田良仁:笹野高史
巻島園子:松田美由紀

-あらすじ-
連続児童殺害事件の捜査を任された刑事が、
テレビを使った前代未聞の“劇場型捜査”で
犯人を追い詰めていく中、地位や名誉を優先する警察幹部や
視聴率至上主義にはしるマスコミ人それぞれの思惑が
複雑に絡み合っていくさまをスリリングに描いていく。
WOWOWが新たに立ち上げた劇場用映画レーベル
「WOWOW FILMS」の第1弾作品となる本作は、
2005年大薮春彦賞などに輝いた雫井脩介の同名ベストセラー小説の映像化。
6年前、誘拐事件で犯人を取り逃した末、人質の少年を殺された
責任を取らされ左遷された刑事・巻島。
ある日、彼のもとに神奈川県警時代の上司で
現・県警本部長の曾根から連絡が入る。
巻島に、難航している川崎連続児童殺人事件の捜査責任者となり、
テレビで視聴者に情報提供を呼びかける大役を任せるというのだ。
さっそく生放送のニュース番組に出演した巻島は、とつぜん
“BADMAN”と名乗る犯人に直接語りかけ始め、犯人を挑発する。
案の定、視聴者からは抗議の声が殺到するが、番組の視聴率は倍増、
ライバル局も巻き込み報道は過熱していく。
(all cinema 解説より引用)


『犯人に告ぐ』 公式サイト


WOWOW 『犯人に告ぐ』 特別サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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2000年の大晦日~新年にかけて起きた、児童誘拐事件。
しかし、誘拐された男の子は遺体で発見されてしまい
警察はマスコミや世間から非難の声を浴びます。
この事件の本部長を勤めた巻島は、それが原因で足利署へ左遷。
しかしその6年後・・・再び児童誘拐事件が!
連続して3件起きた事件。被害者は何れも遺体で発見されています。
この事件に関して、ニュースコメンテーターがTVで犯人を強く非難!
すると、“BAD MAN”と名乗る人物から脅迫めいたメッセージが届きました。
その情報を入手した警察は、早速手を打つことにしました。その作戦とは
足利にいた巻島を呼び戻し、彼に“警察のスポークスマン”として
ニュースに出演し、犯人の情報を広く市民から募るというもの。
巻島は上手くマスコミを利用し、犯人からのコンタクトを受けますが~
警察内部のドロドロとした思惑、マスコミの視聴率至上主義、
これらがあいまって、事件はすんなりと進展してくれません。
そこへ犯人が思わぬ失敗を・・・巻島らは待っていました!とばかりに
犯人が居住していると思われる地域を限定。
無事犯人逮捕へとつながりました。

この作品、単なる事件モノとしてだけではなく
警察上層部のドロドロとしている部分。
マスコミの視聴率のためなら何でもやる!
情報操作でここまでできちゃう。
という、いろんなテーマをMIXしている作品です。
マスコミを利用して犯人をあぶりだすという作品
他には、私の大好きな“宮部作品”の「模倣犯」でも
使われていましたが~ あのときの方法とはまた違う
面白さがありました。
結局、巻島のほうが一枚上手で、犯人の経験不足から
最後、捕まっちゃいます。
でも、今起きている事件だけを追っかけているというワケではなく
6年前の誘拐殺害事件も絡んできて・・・
普通ならややこしくなりそうなのに、すっきりと見せてくれていて
両方の事件、両方の事件関係者の動きを追いかけるのは難しく
ありませんでした。
上記しましたとおり、色んな要素をこれだけ盛り込んでいるのに
煩くなく、納得できる終り方・・・途中の推理に没頭できる
面白い作品でした。

今夜は、トヨエツが兎に角カッチョイイ━(゜∀゜)━♪
『犯人に告ぐ』をUPしました。




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