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存在する音楽

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実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

2013,5,21 元春レイディオショー

2013-05-21 23:02:37 | 佐野元春
火曜の夜11時は元春レイディオショー
特集は「ロックの歴史の中で5月におこったできごと」。
そして3Picksは、リチャード・トンプソンの新譜からオンエアします。

1 Blue Collar Jane : The Strypes

現在、英国で話題なっています。バンド・メンバー、平均16歳のバンド。
初期のヤードバーズやローリング・ストーンズを思い出すような、ご機嫌なブルース・ロックを演奏しています。

レコードは続いて同じ英国から次は女性のシンガーKate Nash。
そしてもう一人、米国で最も注目されているソウルフルなソングライターAllen Stone。
ともに20代の才能あるミュージシャンです。

火曜の夜は元春レイディオショー。best musicをお送りしています。

2 OMYGOD! : Kate Nash 
3 Your Eyes : Allen Stone

海外で活躍する10代20代のミュージシャンから3組
The Strypes,Kate Nash,そしてAllen Stoneを聴いてみました。いいですね。
日本でも彼らと同じような質を持った10代20代のアーティストがいたら是非紹介してください。
僕のレーベルでやらしてもらいたいと思います。

さて番組では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしています。
題して3Picks!
今月ピックアップしたアルバムは、Stereophonics、Iron & WineそしてRichard Thompson。
この3組のアーティストの新作を選びました。
どのレコードも心に響く良いソングライティングと素晴らしいサウンドがあります。
この中から今夜はRichard Thompson(リチャード・トンプソン)のレコードを取り上げてみたいと思います。

Richard Thompson
英国を代表するソングライターです。現在64歳。そして偉大なギタリストの一人でもあります。ローリング・ストーン・マガジンが選んだ「100人の偉大なギタリスト」という特集でリチャード・トンプソンは19位に選ばれています。レコーディング・アーティストとしては1967年、ブリティッシュ・フォーク・ロックのバンド、フェアポート・コンベンションでデビューしています。
リチャード・トンプソンといえばブリティッシュ・トラッドのミュージシャンとして知られていますよね。
英国の伝統的なフォーク・ソングをロック音楽のフォーマットで演奏するというスタイルです。
そのリチャード・トンプソンの新しいレコードを出しました。アルバムタイトルは「Electric」。
レコーディングは米国、ナッシュビルで行われました。今回のアルバムではドラム、ベース、ギターという3人のバンド・サウンドにこだわっています。ギター、ヴォーカルにリチャード・トンプソン。ベースにタラス・プロドヌーク、そしてドラムスにマイケル・ジェローム。この3人によるとても引き締まったバンド・アンサンブルが素晴らしいです。
レコーディング・プロデューサーはバディ・ミラー。最近ではロバート・プラント「Band Of Joy」をプロデュースして高い評価を得ました。現代のアメリカン・カントリー・ミュージックを引っぱる大事なアーティストの一人でもあります。そのバディ・ミラーのプロデュースで作られた今回のリチャード・トンプソンの新作。アップ・テンポ、スロー・テンポ、そしてお馴染みのブリティッシュ・トラッドな演奏、聴いていて楽しくなる、素晴らしいアルバムになっています。リチャート・トンプソン、40年以上のキャリアがあって今でもクリエイティブな音楽を続けています。このアーティストとして前向きな姿勢というのは本当にリスペクトに値すると思います。では早速リチャード・トンプソンの新しいレコードから1曲聴いて見たいと思います。「Good Things Happen To Bad People」。

4 Good Things Happen To Bad People : Richard Thompson

5 シュガータイム : 佐野元春

僕のレコードで曲は「シュガータイム」を聴いて頂きました。この曲は1982年5月21日に出したアルバム「SOMEDAY」に入っている曲です。今日は5月21日ですから、まさに丁度31年前の今日、アルバム「SOMEDAY」がリリースされたことになります。そこで今夜の元春レイディオショーでは、ロックの歴史の中でこの5月に起こった出来事を集めてみました。例えば1955年の5月、チャック・ベリーがデビュー曲「Maybellene」をレコーディングしています。ロックンロールの歴史の幕開けですね。そして1957年の5月にはバディ・ホリー、最初のヒットとなったこの曲が発売されました。Buddy Holly & The Crickets、曲は「That'll Be the Day」。

6 That'll Be the Day : Buddy Holly & The Crickets

Twitterでの交流の紹介

グリーンピープル
よこはま里山研究所NORA

7 (I Can't Get No) Satisfaction : The Rolling Stones

8 For What It's Worth : Buffalo Springfield

1965年の5月、キース・リチャーズがミック・ジャガーと一緒にツアー先のモーテルで作曲したのが この曲「(I Can't Get No) Satisfaction」。
そしてBuffalo Springfield 曲は「For What It's Worth 」1969年の5月Buffalo Springfieldはこの月に解散コンサートを行っています。スティーヴン・スティルスとニール・ヤングはクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングに。リッチー・フューレーとジム・メッシーナはポコに、それぞれ分かれていきました。
元春レイディオショー 今夜は、ロックの歴史の中でこの5月に起こった出来事を集めています。

さて時は1970年の5月、ビートルズのファンにとってはとても悩ましい月になりました。ビートルズの最後になったアルバム「Let It Be」が英国で発売されました。このアルバムには大変なエピソードがあります。ビートルズのメンバーが、まあ理由はいろいろとあったんでしょうけれども、制作の途中でレコーディングを投げ出してしまいました。仕方なくプロデューサーを担当していたフィル・スペクターがそのあとをまとめて発売にこぎつけたという。何とも後味の悪い結果となりました。このフィル・スペクターのやったことに今でも怒ってるのがポール・マッカートニーですね。のちにそのフィル・スペクターの要素をなくした『Let It Be NAKED』というアルバムが発売される。このアルバムを聴いたポール・マッカートニーは「これが本当に聴きたかったサウンドさ」とそんな風に語ったということだそうです。では、その「Let It Be NAKED」から1曲聴いてみます「Get Back」

9 Get Back :The Beatles

ビートルズ最後のアルバムとなった「Let It Be」から曲は「Get Back」聴いてみました。このアルバムが出た1970年5月、まさにビートルズは解散しようとしていた時期でした。この月にはジョージ・ハリスンが自分のソロ・アルバムのレコーディングをはじめています。「All Things Must Pass」ですね。エリック・クラプトン、デイヴ・メイソンなどをゲストに迎えたアナログ盤3枚組という大作になりました。そしてプロデューサーは何とフィル・スペクターですね。ちなみに1970年この同じ年にジョン・レノンもソロ・アルバムを出しています。「Plastic Ono Band」邦題は「ジョンの魂」。そしてこのアルバムのプロデュースもフィル・スペクターですね。ジョン・レノン、ジョージ・ハリスンはフィル・スペクター大好き。ポール・マッカートニーはフィル・スペクター大嫌い。ということで、ビートルズは真っ二つに分かれてしまったということになります。では今話に出たジョージ・ハリスンのソロ・アルバム「All Things Must Pass」から1曲聴いてみます。「人生ってどうなってんの」「What Is Life」ジョージ・ハリスン。

10 What Is Life : George Harrison

さてビートルズの話題からここからは離れて、ロックの歴史の中でこの5月に起こった出来事。
1971年5月。ザ・バンド、彼らのキャリアでは初めてとなるヨーロッパ・ツアーを行っています。ドイツからはじまってコペンハーゲン、ストックホルム、ロンドン、そしてアムステルダム、計12回のコンサートを一ヶ月かけて行いました。ではザ・バンドの素晴らしい演奏。ライヴ・ヴァージョンで聴いてみたいと思います。1972年のアルバム「Rock Of Ages」から曲は「Don't Do It」。

11 Don't Do It (Live) : The Band

番組リスナーからのコメント
いつも遠くに住んでいる友達からtwitterで交流しながら聴いています。先週のパワー・ポップ特集、素敵な曲ばかりで大盛り上がりの夜でした。私たちの5月病の心配までしてくれるDJ、有り難う。心が舞い上がるような音楽こそが一番の治療法ですよね。

コメントどうもありがとう。解ってらっしゃいますよね!火曜の夜は元春レイディオショーbest musicを届けています。

もう一人
パワー・ポップと言えばラスベリーズですよね。待ってました。「Go All the Way」がラジオから流れた時は背中に流れた稲妻を思い出しました。40年ほど前でしょうか。相当前のことですよね。
でも思い出してもらえてよかったです。今夜も聴いてもらってますか?

さて今夜も元春レイディオショー そろそろ時間がなくなってきました。
特集 ロックの歴史の中でこの5月に起こった出来事。
1973年の5月。キャロル・キングがニューヨーク、セントラルパークでフリー・コンサートを開催しました。観客は10万人も集まったということですね。1971年、アルバム「Tapestry」を出してヒット、翌年にはグラミー賞を授賞したという波に乗っていた時のライヴ。キャロル・キングの名曲を聴いてみたいと思います。2010年、ロサンゼルス、トルバドールでのライヴからジェームス・テイラーとのデュエット。この曲を聴いてお別れです。「Will You Love Me Tomorrow」。

12 Will You Love Me Tomorrow (Live) : Carole King & James Taylor


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SIAF 2014

2013-05-21 06:01:57 | 坂本龍一
SAPPORO INTERNATIONAL ART FESTIVAL 2014
札幌国際芸術祭
開催日程は、2014年7月19日(土)~2014年9月28日(日)の72日間

坂本龍一がゲストディレクターに指名されている。
企画アドバイザーには浅田 彰 氏の名前も。


札幌国際芸術祭ゲストディレクター坂本龍一氏の選考より、札幌国際芸術祭2014のロゴマークとして決定

こちらの教授の顔をクリックするとコメントと短い曲が流れます。(動画)

更に左下をクリックすると曲が流れます♪

先端アートに限らず、市民が永続的に関わって行けるものを提供したいとのこと。



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