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存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

加藤訓子 / IX XENAKIS

2025-06-22 08:56:39 | album k

2020,9,1発売

2013年12月~2014年の1月にかけて相模湖交流センター・ホールで録音

加藤訓子さんのアルバムを聴くのは初めて
愛知県豊橋市出身。
桐朋学園大学研究科修了
ロッテルダム音楽院を首席で卒業

マリンバをはじめとするパーカッションを演奏する打楽器奏者

このアルバムには加藤訓子さん本人のアルバム・ノートが封入されている。



ヤニス・クセナキス
1922年5月29日 - 2001年2月4日
ルーマニア生まれのギリシャ系フランス人の現代音楽作曲家。数学者。建築家。

このアルバムについて、
オリジナル・スコアを忠実に演奏したとのこと。

Pleiades
1978年にRhinオペラの委嘱により作曲された。
6人の打楽器奏者がほぼ同種類の楽器を持って演奏する。


1 Pleiades: I. Melanges (Mixtures 総合) 08:51
このあとの曲で使われる殆どの楽器を使用している。

ミニマルにも感じる曲の始まり
鉄琴、鍵盤、太鼓
どこかの祭りで響いているようなものと混じったりする感じにもなる。
気まぐれな打楽器の音の動き
鉄琴の音が上から降りて来るような心地よさ
不意に鳴ったり

2 Pleiades: II. Metaux (Metals 金属) 13:56
SIXXEN(ジクセン)というのはクセナキスがイメージしたメタル音を実現するために作った架空の楽器。19個のメタルで構成され、6名の打楽器奏者に任されて演奏される。

鉦っぽい音色
静かに鉄琴が細かく複数の表情をして鳴っている

3 Pleiades: III. Claviers (Keyboards 鍵盤) 10:31
マリンバ、ビブラフォン、シロフォン、シロマリンバを6名の演奏者に振り分けられえる

鍵盤の演奏
独特の音階と微分割リズムの組み合わせ
最後はガムランっぽい

4 Pleiades: IV. Peaux (Skins 太鼓) 11:25
静寂の中に響く太鼓
細かく刻まれた音符のリズムが独特のグルーヴを生み出している


5 Rebonds A 08:07
複数の太鼓
割と淡々と演奏


6 Rebonds B 06:21
淡々と鳴る
弾む音
太鼓の張っているテンション
皮が振動しているイメージ


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君島大空 / 午後の反射光

2025-04-19 10:32:19 | album k

2019,3,13発売
君島大空の1st EP

なんだか気が付いたら君島大空の曲を割と聴くようになっている。

内山結愛さんというアイドルがいるんだけど、この女性はCDを爆買いしたり(中古)
色んなジャンルのアルバムを聴きこんで紹介したりしていて、ライヴにレビューもとても良い。

先日のX(Twitter)をそのまま引用していいのかな?

君島大空 合奏形態
夜会ツアー 2025
『春を前にしての歓喜の実践』観に行きました……ヤバかった…

君島さんの弾くギターが、儚くて強くて悲しく笑うように歌う歌が好きだ〜
初体験だった合奏形態、音楽に愛されし神々たちの遊びを観ているみたいだったな…ずっと格好良くて、たまに怖くて泣きました

この表現は、共感する表現で、動画で彼が楽しそうにでもちょっと奇妙な感じで歌う魅力をよく言い表していると思う。
それでは、聴いてみます♪

歌詞カードは冊子タイプで読みやすい。MT50を使用していると書いてあるが、ヤマハ・マルチトラックカセットレコーダーMT50での多重録音をしているのかも。

1. interlope
インスト曲だが、もはや歌があろうがなかろうが、彼の魅力は滲み出ている。
声やカラカラ鳴るような音や
アコースティック・ギター、ピアノ、マンドリン、打ち込みの音

2. 瓶底の夏
囁くヴォーカル
アコースティック・ギターやホイッスルのようなシンセの音
ベース、エレクトリック・ギター

瓶底という感じの音の効果

3. 遠視のコントラルト
激しめのエレクトリック・ギター
ルーズな感じのヴォーカルから爽やかな歌い方に

反射した光の果てを掠めて消えてゆく

抑え気味なエレクトリック・ギター、ベース、ドラムス

4. 叙景#1
逆回転っぽく始まるイントロ
サンプリングされた声も

30秒のインスト曲

5. 午後の反射光
イントロの音色がとても良い♪
弦やピアノや反響音やプログラミングされた音

ドラムス
ガット・ギター、アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、マンドリン
オルガン、ピアノ、エレクトロリック・ベース

コーラス入りでマンドリンを伴って歌う

歌が進んでいく中で色んな音や演奏が入って来て楽しい。
ふとニヤリとしちゃうかもしれない。

6. 夜を抜けて
アコースティック・ギター、ガット・ギター

一瞬、君を想うがあまり、衝動に駆られてしまいそうになる

静かに歌う




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君島大空 / 音のする部屋

2025-04-06 01:18:49 | album k


2025,4,2発売
君島大空の4TH EP
「Extended Play(エクステンデッド・プレイ)」の略。シングルよりも長く、アルバムよりも短い音楽作品。
4~6曲入りで30分未満の作品を「EP」と呼ぶことが多いようです。ただしYOASOBI「THE BOOK」は9曲入り。でメーカー毎に基準が違うようだ。

歌詞カードは1枚の紙を4つ折りされていて読みやすい。
仕様:ジュエルケース という表現されているが、箱型からディスクを引っ張り出す感じです。

このEPを試聴した時に、変化に富んでいて、音的に面白いと感じた。
音や演奏を楽しんでるんだろうなって思った。

歌詞はあんまり聴かない方なんだけど、「霊」に関する表現が1曲目2曲目
1曲目の最後に「天使になんかしないぜ」6曲目の最初に「天使になんかしないよ、」

作詞作曲は全て君島大空

1 除
シンセの音で始まり、歌声と様々な音で切り込んで来る
うーん 楽しい♪
この最初の曲の前半を何度もリピートして聴いていて先に進めない(笑)

歌詞を呟いているように聞こえるし

サンプリングされている声や音
アコースティック・ギター
曲調も変わるし、ファルセットの歌声

最後はヴォコーダー

歌詞は独特の世界観があって面白い

2 WEYK
タイトルの意味がわからない。調べると「分ける。区別する。聖別する。捧げる。」などがネットで出て来る。

エレクトリック・ギターの演奏が面白い
ドラムス
ベース
疾走感のある演奏で駆け上がっていくギター

3 Death Metal Cheese Cake
デスメタルとあるけど、君島大空のプログラミングとエレクトリック・ギター、アコースティック・ギターとヴォーカル

ベビー・メタルっぽいフレーズで始まる
静寂からリズムとギターとシンセ
音が途切れて 表現される音が面白い

歌が始まる

フリッパーズ・ギターが聴きたくなった

4 釘
プログラミングで激し目に
スクラッチっぽさもあるが
途切れて
歌が始まる

4月の今に聴くと嵌る歌詞
不意に終わる

5 迎
スローナンバーで優しく歌い始める

イリュージョンな恋愛

6 Lover
6:30を超える曲

ゆったりと歌う
次第に音に乗っていく思い

重なっていく演奏の音
リズム
歌い方も色々やってて
コーラスも入って

引き込まれていく

ストリングス、アコースティック・ギター
不意に終わる



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児玉隼人 / Reverberate

2025-03-01 12:53:14 | album k

児玉隼人

TVで見かけるようになった。
2009年6月20日生まれ 現在15歳
北海道釧路市出身
父はチューバ奏者

トランペットで表現されるものが誰かに響く
上手いのか下手なのかわからないが、実績があって年齢の割にはスゴイんだろうなと思いながら
じっくりとアルバムを聴いている。

2025,2,19発売 ファースト・アルバム
想い出の曲やコンクールやコンサートで演奏した曲を集めたものとのこと。

01. 調子の良い鍛冶屋
02. 霧の乙女
03. スラヴ幻想曲
04. ルスティーク
05. トランペット協奏曲 ヘ短調 作品18 Ⅰ.Allegro moderato
06. トランペット協奏曲 ヘ短調 作品18 Ⅱ.Adagio religioso - Allegretto
07. トランペット協奏曲 ヘ短調 作品18 Ⅲ.Rondo - Allegro scherzando
08. アルバムブラット
09. トランペット協奏曲 Ⅰ.Allegro - Cadenza
10. トランペット協奏曲 Ⅱ.Nocturne:Andante
11. トランペット協奏曲 Ⅲ.Finale:Allegro Giocoso
12. トランペットラブレター

● ヘンデル:調子の良い鍛冶屋
● クラーク:霧の乙女
● ヘーネ:スラブ幻想曲
● ボザ:ルスティーク
● ベーメ:トランペット協奏曲
● グラズノフ:アルバムブラット
● トマジ:トランペット協奏曲
● 石川亮太:トランペットラブレター

 児玉隼人(トランペット)
 新居由佳梨(ピアノ)
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熊木杏里 / 生きるとは

2024-12-06 09:12:19 | album k

2024,11,27発売の熊木杏里の14作目のオリジナルアルバム

原点に戻ったような
あなたにとって生きるとは?
を投げかけて来るアルバム

「クリスマスの約束2024」で小田和正の特番は今年で終わるというアナウンスがあった。
熊木杏里も出演しているので、収録終りの集合写真を見ていると時代の変化が感じられて
このアルバムもしみじみと聴いているんだけど、アルバムを通して良い感じです。
メロディも歌詞も染みる

1  生きるとは
2  小さな部屋
3  名前のない雨降り
4  一度死んだぼくら
5  地球から愛はなくならない
6  働き蟻
7  牛乳サンキュー
8  雨と海月
9  美しかったもの

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