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存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

ゆうらん船 / MY CHEMICAL ROMANCE

2025-08-17 07:41:12 | album y


2025,7,2発売
ゆうらん船のサード・アルバム

歌詞カードは冊子でファースト・アルバムから全て読みやすい。
「手を伸ばそう」という表現が多く出て来る。

続けて、ゆうらん船を聴いています。
すっかり気に入っていて、こうして気に入るミュージシャンが増えるというのは、嬉しいことです。
あんまり沢山ありすぎるとライヴやアルバムや散財してしまわないかと思ったりもするけれど、元気で楽しめる間は、できることをしておかないと。
坂本龍一のライヴに行きたいけど、もう不可能だし。そういう思いが年々強くなってきている。

{ネット・ショップでの  内容紹介}

3rdアルバムとなる今作「MY CHEMICAL ROMANCE」は、
静と動が混在した心地よいグルーブと多彩で情緒的なサウンドが凝縮。
アルバムトータルとして非常に作品性の高いアルバムに仕上がっている。
そして音楽性で確かな実績を積み重ねてきたゆうらん船の洗練された音楽的実験性をこれでもかと感じさせる一作!

彼らの特徴である美しいピアノの旋律と、
様々な表情を見せるキーボードのアレンジはメロディに心地良さと唯一無二の景色を残す。
また幅広いサウンドルーツへの見識の深さから、あらゆる音楽を独自に昇華。
フォーキーなグッドメロディを土台に、ポップス、ロック、エレクトロといった多様な要素が融合。
所々に垣間見えるストレンジなサウンドにも洗練された美学と、1曲1曲に5人の有機的で濃密な実験性を感じる。
1st「MY GENERATION」、2nd「MY REVOLUTION」とも脈々と通ずる
ゆうらん船のアヴァンギャルドさが爆発した中毒性のあるアルバムに仕上がっている。


とあるが、いつものように個人的なメモをしておこう。

1 Intro: Good Morning, This Is a Navigation to Nowhere
インスト曲
クレジットにはSoundscapeとピアノと書いてあるが
エレクトロニカな音に重ねたピアノの音も聞こえてくる
メロディーは特になく 途切れたり 

早朝に散歩をしてきたところで聴いている
おはよう という感じなのかは、ちょっとわからない。


2 たぶん悪魔が
エレクトリック・ギター
低音が効いたプログラミングの音
ピアノ

コーラスも入ったポップな曲

エレクトリック・ギターの演奏が残る

3 Departure
コーラスで始まる
ドラムス、ベース
ピアノでもリズム

シンセの揺れ

エレクトリック・ピアノ
エレクトリック・ギター
と楽器や
コーラスが加わって曲の中での変化も楽しい

アウトロのシンセの音の変化も味がある

4 Crack Up!
高音でガラス棒を軽く叩くようなシンセの魅力的な音色で始まる。
エレクトリック・ギター、ドラムス
ピアノ

エレクトリック・ギターのフレーズが印象的
オルガン

君がいない

5 焦燥
ピアノで弾き語り

焦燥が
手を伸ばして

と歌い始める


6 Blue Line
ピアノ

灰のポラロイド
と歌い始める

風の乾いた道を

ドラムス
ベース、エレクトリック・ギター、オルガンが入って

アウトロには
ノイズ的に入っている音も

7 Carry Me to Heaven (Accelerated)
エレクトリック・ギター
ドラムス、ベース

ロック調のポップスなんだけど
アウトロになるとエレクトロニカな音が入って
不意に途切れて終わる

手を伸ばそうと

8 Thank God I’m in Heaven, or Transmission from Behind the Moon
エレクトリック・ギターのフレーズが繰り返される

ヴォーカルには少しヴォコーダー的にかかっているかも

手を伸ばそうよ

コーラスとプログラミングの音が重なって
アウトロになるとエレクトロニカな音で曲調が変わって終わる

9 How dare you?
ストリングス的なシンセの音とアコースティック・ギター

息をひそめるような歌で

エレクトリック・ギターの間奏
プログラミングのリズム音

ヴォーカルにかかる
息をひそめるような効果は霧が晴れるように
クリアーなヴォーカルになったりする

ピアノ

プログラミングのリズム音

その声は誰かのもとで息をひそめた


10 after nightfall
インスト曲
ピアノとサンプリングした音とプログラミングの音

ジムノペディ
っぽいフレーズも

11 Childhood’s End
ドラムス、ウーリツァー

ヴォーカルのメロディーラインがとても魅力的な曲で何度も聴きたくなる♪

子供のままの・・・

12 Letter to Flowers
ドラムス、ピアノ、アコースティック・ギター
ベース、オルガン
シンセ

伸びる影の夕闇

前半の感じは谷村新司のアルバム『喝采』を聴きたくなった


13 Waiting for the Sun (Reprise)
アコースティック・ギター
ヴォーカル

コンガ、ベース、ピアノ

エレクトリック・ピアノ
エレクトリック・ギター

アウトロはインスト

7:23くらいの曲の尺になっていた
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ゆうらん船 / MY REVOLUTION

2025-08-16 17:11:21 | album y

ゆうらん船のセカンド・アルバム
2022年5月25日発売

ゆうらん船
続けて聴いています♪

1 Waiting for the sun
ゆったりとしたリズムで
ドラムス、ベース

ループするギター
TULIP的な心地よさ♪


2 Flag
ファファファン
ピアノ
ヴォーカル
ドラムス

自分と向き合っている歌

3 Parachute
シンセ
ドラムス、ギター このイントロが何とも言えない魅力
ちょっと バンドの雪国っぽさがあるのかも。

パラシュート開いた

この曲のグルーヴ良いなあ♪

4 Tide
エレクトリック・ギター
パーカッション
ロック調

途中で入るピアノの演奏や
エレクトリック・ギターとベースとドラムスが重々しく入ったり

山のように積もるような
疼くような魂を探して


5 Bridge
ピアノ
エレクトリック・ギター
ドラムス

目の前で燃える橋


6 at dusk
ピアノ
サンプリングした音
シンセ、スチールギターなどによるインスト曲

日常の中の美しく感じる部分や淡々と経過していくもの
不意に終わる

7 Hurt
ヴォーカルで始まる
低音で鳴っている音、ウーリツァー

エレクトリック・ギター
リズムマシーン
クラップ
低音バリバリのシンセ

8 Headphone 2
風鈴のような音
プログラミング

歌詞は書いてないが
ヴォコーダーの声で歌っている

テクノ

9 Hurry up
シンセの音色が広がる
ヴォーカルがタイトルを歌う
ピアノ
ACCESS ( アクセス ) VIRUS TI2 POLAR 37鍵キーボード

ヴォコーダーが少しかかったりも

4つ打ち
ふぁーん

10 少しの風
ぽつぽつ歌う

アコースティック・ギター
パーカッションが小さな音で

チェロも入って
後半のアコースティック・ギターは割と激しめな演奏

さらにストロークしたギターを叩くようなパーカッション

11 good morning
ステックを合わせて合図の音
ベース
ピアノ
ドラムスの刻むリズムに合わせて
次第に盛り上がっていくヴォーカル

辿り着いた記憶の朝


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ゆうらん船 / MY GENERATION

2025-08-14 20:01:11 | album y
2020,6,24発売
ゆうらん船のファースト・アルバム

歌詞カードは冊子で文字も読みやすい。

ゆうらん船

シンガーソングライター、内村イタル(Vo/Gt)を中心に2016年に結成されたバンド。
伊藤里文(Key)、永井秀和(Pf)、本村拓磨(Ba)、砂井慧(Ds)らがメンバー。
内村、伊藤、永井の3人は小学校~中学時代からの仲間だという。そこにGateballersのメンバーでカネコアヤノのサポートもつとめる本村拓磨、Wanna-Gonnaの砂井慧が加わって誕生したゆうらん船。

内村イタル
1994年10月31日生まれ
神奈川県川崎市多摩区出身
中学生で初めて組んだ異色のバンド「葡萄園」(小学生からの友人である永井秀和と、吹奏楽部で出会った伊藤里文)
2014年 内村イタル & musasavibandというバンドを結成

偶然、ネットで流れていた彼らの音楽に耳が止まり
いろいろと聴いているうちに、アルバムをじっくりと聴きたくなってきた。

もう解散してしまったバンドのミツメ っぽさがあったり(川辺素と内村イタルが同じイベントに出てたこともあるようだ)
TULIP や くるり っぽい雰囲気を感じることもある。miletが聴いたら気に入るんじゃないかな?

内村イタルの歌声がフォーキーな曲にマッチしていて魅力的。
フォーキーさにポップス、ロック、エレクトロな曲も。
聴くのが楽しみ♪

1 Chicago, IL
軽快なアコースティック・ギター
フォーキーなヴォーカル
MELLOTRONのアクセント

ピアノとシンセ


2 鉛の飛行船
ゆったりと
ヴォコーダーを通した声

生歌声
「いつでも俺は夢見てる」

シンセ
鉄琴のような音
ピアノ


3 未来の国
ベースとピアノ、ドラムス
イントロから良いニュアンス

ヴォーカルが効いてる

「あー僕らは未来の国から」 あたりのメロディーラインが魅力的
休符
変化していく

4 Waltz
ピアノ
ヴォーカル
ドラムス

ピアノのループでアウトロ

5 ●
シンセ
ヴォコーダーの声の揺れ
途切れ途切れに歌ったりしている

ピアノ
ドラムス
ベース

ドラクエV 天空の花嫁を久しぶりにやりたくなってきたな

タイトルは何と読むのだろう?


6 (10072019) 1:07
ピアノ
アコースティック・ギター
ガット・ギター

7 Summer2
水の流れる音をサンプリングしたような音
蛙の鳴き声なのかもしれない

ヴォコーダーの声
パーカッションはプログラミング

エコーの少しかかった歌

これも短い曲

8 PIANO
全て打ち込み
リズム
シンセ

ヴォーカル

低音でループ

猛スピードで行けよ

9 (2022020) 1:28
TVの音をサンプリングしてるのか?
細かく鳴っているカリンバっぽい音
鈴の音を加工した音


10 山
ドラムス
陽気にスキップしたくなる軽快な歌
オルガン、ピアノ
ドラムス
エレクトリック・ギター
ベース
ちょっとtulipっぽいかも。

雲の向こうの笑いあう日々 あたりのポップなメロディーライン♪


11 鐘
ベース
シンセでリズム
ゆったり静けさの中で広がるような世界

ピアノ
シンセが重なって
リズム
ベース

エレクトロニカな音が重なり
コーラス
シンセ
ピアノのループ

12 Rain
ポップなフォーキーなメロディーライン
ギター
エレクトリック・ハープ
ベース



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柴田聡子 / いじわる全集

2025-08-13 09:59:16 | album s

いじわる全集
オリジナル発売日:2014年05月21日
再発売 カセットテープ 2025年4月26日 
柴田聡子のセカンド・アルバム

2013年12月30日~2014年1月2日
神保町試聴室にて録音

今年、気になっているミュージシャンの一人
最新アルバムは聴いているけど、過去のものは、ほぼ廃盤状態のものもあり、
テニスコーツの植野隆司さんが関わっていることを知り、こういう繋がりがあったかーと思って、調べると
カセットテープで発売されているということで、久しぶりにカセットテープを3000円で購入。
しかし、歌詞カードはジャケ裏の一枚物で文字が小さくて読み辛い。
基本、歌詞は聴いてないので(笑)あんまり、関係ないかもしれないけど。
A面とB面の録音の長さがほぼ一緒かな。
曲が終わったらテープがすぐに最後まで回って止まっていた。
合計1時間1分ほどらしい。

柴田聡子の作詞作曲、アコースティック・ギター演奏、カシオトーン(B1)
テニスコーツの植野隆司が2曲(A4 ,B8 )のみエレキ・ギターでクレジットされている。
インタビュー記事では
植野さんにエレクトリック・ギターの演奏を依頼したものの、曲を指定して演奏してもらったというより、デモを渡して何となくお願いしていて、録音時に、パッと演奏してくれた という感じだったようだ。
植野隆司とは、『しばたさとこ島』を作っているときに三沢洋紀に紹介してもらって知り合ったとのこと。

柴田聡子のこのアルバムを聴いていると
柴崎友香の小説を読んでいるような感じがした。
日常にあることや、誰かの思いついたことなどが淡々と語られて流れていくような心地よさがある。

【A面】

1.部屋を買おう
アコースティック・ギターで弾き語り

街に出たら部屋を買おう

嫌になったら出ていける


2.おまつりの夜
アコースティック・ギターで弾き語り

雷の落ちた木を 一目この眼で見に行こう
I'm sorryって言って 触るのだ

3.ベンツの歌
アコースティック・ギターで弾き語り

風を切る視点から
これはベンツじゃない

ベンツの歌を

4.しんけんなひとり
アコースティック・ギターで弾き語り

ここでは電話は禁止

寂しい悲しさが滲み出てる

エレクトリック・ギターのニュアンス

5.はやいスピード
アコースティック・ギターで弾き語り

明るいタッチで
移動の歌

心配しているのは
あの人がバイクに乗ること


6.緊張のあいだ
アコースティック・ギターで弾き語り
速いテンポでストローク

ヘップバーンの手押しのカート

コサージュ
お祭り


7.(わたしが)ほんとうになったら

漁師に なぜなにも聞かないの?って聞く歌詞が出て来る


8. いきすぎた友達
アルバムの中で歌詞は一番長い
明るい感じで歌っている

盆も正月も一緒
電話に出る声が誰かわからない

【B面】

1.ふしぎね
カシオトーンが不思議感
低音のアコースティック・ギターで弾き語り

2.とさだより
知らない人からの手紙で気が付いた
など
思ったことが次々と歌われていく

3.三つの屋根
三つの屋根の一つはもう先が無い

優しい誰かに会う喜び

4.責めるな!
アップテンポに歌う

元ロックスターを責めるな
八百屋の大吉を責めるな

眩しかった日々を責めるな

5.会いに行きたい

しっとりと歌う

谷に住むのが怖い
橋をつくる仕事
橋のことがあなたに見えます
橋ができたら

6.お別れの夜
アコースティック・ギターと歌

カステラを切り分けると思い出しそう。

ここで初めて涙がでる あたりのメロディーラインが良い感じ♪

7.いじわる全集
アコースティック・ギターと歌

アルバムタイトルの曲

るるるるー

8.ストレートな糸
アコースティック・ギターのストロークと歌のグルーヴが何とも言えない魅力
アウトロにむかうエレクトリック・ギターとの絡みも良い感じ♪



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羊文学 / Burning (期間生産限定盤)

2025-08-13 02:16:29 | album h

2024,8,24発売 羊文学のシングル
発売されてもう1年近く経つんだ。

この曲は漫画『推しの子』がTVアニメ化され、グローバルで大ヒットした『【推しの子】』第二期エンディング主題歌である。
漫画もアニメも全く見ていないし、2023年4月に発売されたYOASOBIの『アイドル』でアニメの存在は知っているけど内容も知らない。
河西ゆりか が第一期の放送で嵌ったという。

大きなジャケットで手書きの日本語歌詞と英語歌詞

[CD]
1. Burning

登場人物が今悩んでいることと、昔のトラウマが複雑に混ざり合った葛藤を抱えていることから曲を構想して、
サビに向かって世界が開けていくようなイメージで書いたという。

ドラムス
エレクトリック・ギターのうねり
ベース

ちょっと低音で歌い始める
サビはハイトーンで伸びやか

コーラスも入って

命を燃やすの

この気持ちは誰にも言えない

2. Burning (Anime ver.)
エレクトリック・ギターで始まる
ドラムス
ベース

この気持ちは誰にも言えない
で不意に終わる

3. Burning (English ver.)
英語歌詞でも違和感なく
これはこれで良い感じ♪

4. Burning (Acoustic ver.)
アコースティック・ギターで塩塚モエカの弾き語り
ヴォーカルは声を張った感じではなく、これも魅力的。

5. Burning (Instrumental)

[Blu-ray]
1 Burning /Music Video
2 TVアニメ「【推しの子】」第2期ノンクレジットエンディング
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