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存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

グーグーだって猫である

2008-09-23 23:09:40 | 映画
hideさんの後に続いて見てきました。
二つ折りのちらしを持ち帰り、作品を振り返ると
キョンキョンも良い味を出していますが、猫の寿命が15年ほどで、人間と比較すると1年に約4倍のスピードで生きる猫と人間とが織り成す物語もファンタジックに描かれていて、大島弓子さんの人生も重ねて表現された少し不思議な印象が残った作品でした。
細野さんの曲は、キョンキョンとの初デュエットということでしたが、この作品の緩い感じ、キョンキョンの麻子先生の特徴も重なって、日向ぼっこをしている時に聞こえてきそうな曲でした。

この作品で目を引いたのは上野樹里でした。

彼女、やはり一味違う俳優だなあと思いました。


主な出演者

小泉今日子
上野樹里
加瀬亮
大島美幸 村上知子 黒沢かずこ(森三中)
林 直次郎(平川地一丁目)
でんでん 
梅図かずお
マーティ・フリードマン

脚本・監督:犬童一心
原作:大島弓子「グーグーだって猫である」 角川書店刊
音楽:細野晴臣

テーマソング:「グッド グッド good good」performed by 小泉今日子 細野晴臣


コメント (2)
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いまを生きる 「死せる詩人の会(Dead Poets Society)」

2008-08-02 15:00:53 | 映画
いまを生きる 「死せる詩人の会(Dead Poets Society)」
BSで放映。

1959年、アメリカの名門全寮制高校ウェルトン学院。
エリートを目指す高校生達
規律が厳しく、親のしつけにも従い、親の期待を裏切らないように反抗もしない。
授業の選択状態と余分な役員を引き受けていることにも口出しをしてくる親。
ちゃんと勉強に取り組まないことを「お前のために私も犠牲を払っているんだ」と息子に話す。

伝統を重んじ、大学への進学をさせることが要求される教師。

同校OBの教師キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してくる。

詩を関数のように表現して分析する教科書のプリチャートの概論部分を不要だと破り捨てさせ、
詩を発表させる。やる気の出ない生徒にも方法を換えて語らせてみる。
詩のしばらしさを伝える。
さらに、さまざまな質問をする生徒を無視することなく、きちんと対話していく。
机に上に立ち、庭に出て、生きる視点を変えることを教えるキーティング。
それぞれの異なる方法で生きることや、人に同化したくなること、人間であるがゆえに詩の魅力を感じることなどを教える。

かつてキーティング先生がDead Poets Societyという秘密の会を作っていたことを卒業年鑑を見て知る生徒達。先生に会の内容を教えてもらい、自分達もかつて高校生だった先生のように同じ会を結成して活動を始める。洞窟の中で詩を言い合い、時には女子高生をつれてくる。

彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道を歩みだす。
時にははみ出し、校長から叱られたりもしながら、彼らの前に厳しい現実の中で戸惑う。

ニールは高校で芝居に打ち込み、劇では大受けするが、父は終演後に息子を連れ出して陸軍学校への転校とハーバード大学に行って医者になることを父に言いつけられる。
嫌だと言っても許されず、その夜 ニールは拳銃で自殺する。

音を聞いて目が覚め、息子の悲劇を目の当たりにするニールの両親。

訃報を知った高校生達は悲しみを冷やそうとでもいうかのように雪原の中を歩く。

「死ぬ時は悔いがないように 生きる」というニールが教科書に残した詩を読んでキーティング先生が悲しむ。

学校全体で追悼儀式が行われ、校長はニールの両親の依頼で真相を確認することを告げる。
キャメロンが「「死せる詩人の会(Dead Poets Society)」のことを学校に告げ口した。
聞かれたことに答えないと退学になる。こうなったのはキーティング先生に原因があると言ったので、内輪もめになる。しかし、
他の者でも僕と同じ事をするはずだと言う。

校長は生徒だけではなく生徒達の両親を呼んで、
死せる詩人の会に入会することをキーティング先生によって扇動されたこと。
自由を公言しながら身勝手な言動をさせ、
ニールに演劇への傾倒をさせ、自殺に追い込んだと
文章に署名させられた生徒達。

キーティング先生が出て行く時、9人の生徒達は校長の講義の中で机の上に立ってキーティング先生に向かう。
「Thank you」という先生の潤んだ瞳の声

型破りで生きるうえでの大切さや真実を教えることができても、一人が死んでしまった悲劇は他のものへの犠牲となるとみるか。型破りもほどほどにと考えるか。別の捉え方をするかはわからないけれど、
異なる価値観の中で大切なものが崩壊しないようにしていくことは難しい。
生きる価値を見失っても、いつか 生きてさえいれば違う展開もあるはず。


監督: ピーター・ウィアー
出演:ロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークなど


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インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国

2008-07-06 07:41:13 | 映画
見てきました。期待を裏切らない「ありえなーい」というシーンも含めて面白い。
疲れていて、何も考えずに、ただ楽しみたい って時にも良い。

1957年代の冷戦時代が背景。核実験のシーンからペルーでの遺跡まで。
ソ連が懐かしくなるなんて、未だに信じられません。
クリスタルスカルが、こういう話なのかーと
終わりのあたりで納得。

社会問題を取り扱ったり、感動ものであったり、新しい映像や美しさであったり様々な要素が映画にはあるけれど、こういうタイプの映画も改めて良いなと楽しめた作品でした。

監督:スティーブン・スピルバーグ
製作:フランク・マーシャル
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
キャスリーン・ケネディ

原案:ジョージ・ルーカス、ジェフ・ネイサンソン
脚本:デイビッド・コープ
音楽:ジョン・ウィリアムズ

キャスト
ハリソン・フォード (インディアナ・ジョーンズ)
シャイア・ラブーフ (マット・ウィリアムズ)
レイ・ウィンストン (マック)
ジョン・ハート (オックスリー)
カレン・アレン (マリオン・レイヴンウッド)
ケイト・ブランシェット (スパルコ)良い敵役でした。

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酒井家のしあわせ

2008-05-12 22:22:26 | 映画
監督 呉美保
音楽 山崎まさよし
出演 友近、ユースケサンタマリア、森田直幸、鍋本凪々美が四人家族役
    谷村美月、赤井英和、本上まなみ、高知東生、笑福亭仁鶴、

テレビをつけたら、たまたまやっていたので、何気なく見ていたんですが、
関西弁の この映画に引き込まれていました。

友近の連れ子の森田直幸君、再婚したユースケサンタマリアと二人の子の鍋本凪々美

不器用な生き方をしてしまう人も
ダメだと思い込まないで

お父さんよりもお母さんに騙されていた
という話に
谷村美月との恋愛のおちに

車の中で笑う家族に

おおー
Dr.kyOnも間奏の曲で参加しているようで、
おおー

見てよかった映画でした。

コメント (6)
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真夜中のピアニスト

2008-05-05 15:58:41 | 映画
BSで見ていました。

監督:ジャック・オディアール
出演: ロマン・デュリス、ニール・アルストラップ、リン・ダン・ファン、オーレ・アッティカ、エマニュエル・ドゥヴォス
上映時間: 108分
製作:2005年(フランス)

セザール賞というフランスの賞で作品賞、監督賞、助演男優賞、新人女優賞、
オリジナルスコア賞、脚色賞、編集賞、撮影賞を受賞。
ベルリン映画祭で銀熊賞(最優秀音楽賞)受賞、金熊賞ノミネート。

父の影響を受けて時として残酷な裏切りが横行する不動産の裏ブローカーの世界に生きているトム(ロマン・デュリス)28歳。母親のようなピアニストになりたいという夢を持っているトムは昔の亡き母のマネージャーだった恩師に出会い、再びピアニストへの道を勧められた。紹介された教師はフランス語が話せない中国系の女性のピアニストのミャオリン。仲間から離れようと試みるが、思い通りにならない現実に次々とぶつかる。

父親が殺されて復讐するトム。

残虐な事件と美しいピアノ。

戸惑いながらも、葛藤する自分の人生を何によって正当化するのかを方向付けていくピアノ。
練習し続けるバッハのトッカータホ短調が印象的です。



コメント (4)
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