4月の月例会は、令和２年10月10日（土）に延期いたします。
月例講演会： １４時～１６時半 於：偕行社 ３階
演題：「武士の起源と平将門」
講師：乃至政彦(ないしまさひこ) 先生
平将門と明智光秀を解き明かす歴史家
兵法なき時代の日本の兵達は激しい争乱を介して本能と武芸と美学の融合物たる武士の原型を作った。そこには伝統的な兵学や軍制など無いにも関わらず、戦う者達の経験知と集合が積み重なっており兵法の肩代わりをなした。兵法無き日本に生まれた戦法と、その限界を見ていく。
講師プロフィール：歴史家。昭和４９年高松市生まれ。
武士の歴史を研究。著述、講演、テレビ出演などで活躍中。著書：『平将門と天慶の乱』、『戦国の陣形』講談社現代新書。『信長を操り、見限った男 光秀』河出書房新書など。
参加費（基礎講座含む）：非会員２．０００円、会員１．５００円、学生１．０００円。
講師を囲む懇親会：自由参加３．０００円 （１６：３０～１８：３０）
参加申し込み：（当日まで。キャンセル料なし。）以下にご連絡下さい。
事務局：神保明生 Email：jimbo-brightlife@docomo.ne.jp TEL：０９０－５７８０－３８４３.
◎孫子基礎講座： １２時半～１３時半： 上記講演会参加者ご自由にご参加下さい。
…講師：前原塾長： 『九変篇』…
「迂直の計」の戦略、戦術を解説する。戦場心理は利益の高い方に一方的に吸引され現実を離れた先入主に陥りがちである。間接戦略の迂を以て直となす戦略（迂回する方が直進より早く有利になることもある。）患を以て利となす戦略がある。戦場の地形は多様だから迂直や患利の戦略の知識を現場の知恵に変える「九変の術」を修得しなければならない。