NPO法人 孫子経営塾 公式ブログ

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月例会、現地研修会などのスケジュールを発信します。

第216回孫子経営塾月例会(令和元年11月2日(土))

2019-10-16 21:45:35 | 月例会

開催日:令和元年11月2日(土)

場所:偕行社A・B会議室
偕行社の場所:JR市ヶ谷駅出口正面の靖国通りを右側を300m直進、三つ目の信号の「東郷公園入口」
交差点を右折。(角に「京樽」のお店)80m先、左側の翆ビルの3階。1階は田中歯科。外側3階に
「偕行社」の看板あり。又は都営新宿線市ヶ谷駅A3出口(神保町寄り)を出て、直ぐ右側50mが
上記「東郷公園入口」交差点で、一番近い。

スケジュール
・12:30~13:30 孫子基礎講座 「孫子成立過程と基本構造」
  講師: 海上知明 先生。 2500年前の孫子の教えの価値を説く。
 月例講演会ご参加の方も、併せて聴講出来ます。現代にも通用する孫子を知りましょう。

・14:00~16:30 月例講演会 講師 椎原晩聲 先生
演題: 天皇―国體を表す究極の権威―天武帝の『政(まつりごと)の要(ぬみ)は軍事(いくさのわざ)なり 』を視點に...

講演のポイント:
神話の時代から現代まで天皇制は史上最も長く重要な地位で我が国に常在して來た制度であり、他國にこの例はない。天皇制は国家の基底を構成する要素として永續してゐるのみならず一つの血統が国家秩序の頂點を維持し續けている。彌生時代、稲作と共に氏族の定住が始まり豪族主族が生まれ、古墳時代には諸王の中で大王が統領となり、その實在は五世紀「宋書」に「倭の五王」として名記されるに至る。七世紀、推古帝は隋朝に對し自らを「天皇」と號し、大陸との冊封関係を斷ち、ここに天皇を國家秩序の頂點とする「日出づる國」が宣される。この間、神武天皇から、百二十六代今上陛下まで「三種の神器」は一貫して引き繼がれて来た。この中の草薙劔は正しく「政の要は軍事なり」を、語っている。
 孫子は「兵とは國の大事なり」を言葉で語り傳へた。践祚に於ける草薙劔の移譲は、同じ事を現物で語り傳へて來たといえよう。天皇を政治から切り離した現憲法すら、首相や、最高裁長官の任命、國会の招集を、天皇の権威としてゐる。この國體を表す究極の権威を三種の神器、大嘗祭などをキーワードに、「政の要は軍事なり」の視點から愚見を披露して見たい。御批評を待つや切なり。

講師プロフィール:
昭和12年生まれ、日本航空運航乗員退職後、國学院大學院神道博士課程修了、元國學院大學講師、兼、鯖江舟津神社助勤。現在フリー。

論文:
五體不具穢と延喜式(國學院雑誌)その他神道論種々有り。
現在、神社資料研究會、神道學會、鎌倉論語會などで活動し、講演も行っている。

参加費:非会員 2.000円、会員1.500円、学生1.000円、懇親会2.500円  /入会費は年額3.000円です。
参加申し込み:
 メール jimbo-brightlife@docomo.ne.jp
 電話:090-5780-3843 
 事務局:神保明生までお願いします。10月末までにご連絡下さい。

次回月例会:令和元年12月21日(土)14時 林 千勝 先生『世界を操る者は誰か』於偕行社