１．講師：髙橋義洋先生（東京郷友連盟会長・元イラク防衛駐在官）
２．本公演：「中東における民族主義・イスラム主義の変遷」
３．日時：令和元年年5月19日（日） ※日曜日の開催です
一方のみの参加も可能です。ふるってご参加ください。
（１）基礎講座...12:30～13:30「行軍篇」
（２）本講座...14：00～16：3０「中東における民族主義・イスラム主義の変遷」
４．場所：偕行社3階A.B会議室
偕行社はJR市ヶ谷駅出口正面の靖国通りを靖国神社に向かい300mの三つ目の信号 「東郷公園入口」を右折80m先の左側の田中歯科のビル三階。「偕行社」の外看板あり。
５．講演のポイント
・「コーランか、剣か」誤解され続けるイスラム
「イスラムは本質的に暴力的で狂信的である」という一般に流布しているイメージを、米国の政権や、ヨーロッパの極右翼政党が更に後押しするような状況は、イスラム世界全体の反感を招き、西洋と対立する事態を招きかねない。
・イスラムの近代化…歴史上、幾多の苦難に遭遇しながらも高度な文明を築いたイスラム世界が、近代西洋との出会いによって深く苦悩してきた。それは十字軍にもまして大きな脅威となり、もたらした破壊力は計り知れなかった。 これに対抗するため、イスラム世界は西洋が300年の時間を費やした近代化を急ピッチで進めることを強いられたが、植民地化の下でこれを一挙に成し遂げることは、ほとんど不可能であった。イスラムの精神を損なうことなく、独自の近代化はどのように達成できるのか。19世紀より今日に至るまで、この問いの答えを探し求めて試行錯誤を繰り返している。
しかし未だ、明確な答えは出ていない。
６．講師プロフィール：
昭和17年宮城県仙台市生まれ。県立盛岡一高、防衛大学（第九期）を卒業。陸上自衛隊の第九特科連隊、幹部学校指揮幕僚課程修了、米国陸軍砲兵学校上級課程修了、外務省アジア局の北東アジア課出向、昭和57年在イラク日本国大使館防衛駐在官、東部方面総監部防衛部訓練課長、第三特科群長 兼 湯布院駐屯地司令、鹿児島地方連絡部長、統合幕僚会議事務局第一幕僚室総務調整官、富士学校特科部長、調査学校長、関西補給処長兼宇治駐屯地司令、を経て平成11年陸上自衛隊退官。
古河電気工業顧問就任、平成18年同古河電気工業退職後、 平成23年 現任 東京郷友連盟会長。
７．参加費： 一般2000円、会員1500円、学生1000円。 基礎講座のみは1000円。
８．申し込み先： 事務局 神保：E-mail：jimbo-brightlife@docomo.ne.jp Tel:090-5780-3843
会場準備の都合上、事前にご予約をお願い申し上げます。
皆様の御来駕をお待ち申し上げます。NPO法人 孫子経営塾代表 前原清隆拝。