NPO法人 孫子経営塾 公式ブログ

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月例会、現地研修会などのスケジュールを発信します。

第218回孫子経営塾月例会(令和2年1月11日(土))

2020-01-06 20:34:28 | 月例会

『1937年の“net assessment”―日本はどのようにして対中戦に巻き込まれたのか...』

場所:偕行社3階 A・B会議室
 JR市ヶ谷駅出口正面の靖国通りの右側を300m直進、三つ目の信号「東郷公園入口」交差点(角に京樽店)を右折。80m先左側の翆ビルの3階。1階は田中歯科。ビルの3階外側に「偕行社」の看板あり。最も近いのは都営新宿線市ヶ谷駅A3出口(九段下寄り。新宿からは最先頭車両が近い)を出て、すぐ右が上記「東郷公園入口」の交差点。そこを右折して80m左。翆ビルのエレベーターで3階へ。

スケジュール:
12:30~13:30 孫子基礎講座 「作戦篇」 講師:海上知明先生。
※下記講演会に出席の方は基礎講座にも参加出来ます。
「作戦篇」は戦争指導を述べた篇である。ここで言う作戦とは、戦争を作(おこ)す、ことである。前回の「始計篇」で行った廟算の結果、勝算があり、国の安全確保のため戦争を行うと決定されたら、次は将軍の戦争指導が問題となる。孫子の兵法理念である中庸性を重視する極めて重要な篇である。戦争指導はまず戦費、次に兵員、装備、糧食の充足、関係諸国への布石が重要で現代経済活動の人・物・金と同様である。

14:00~16:00 講演会  講師: 柏原竜一先生
演題:『1937年の“net assessment”―日本はどのようにして対中戦に巻き込まれたのか...』
講演のポイント:日本では余り馴染みのない”net assessment”という概念を紹介し、その観点から、青山和夫「謀略熟練工」での情報評価の意義を考察する。

講師プロフィール:情報史研究家。情報史研究会所属。京都大学文学部西洋史学科卒。京大フランス語学、文学科卒業。保守論壇の情報工作、浸透工作に警鐘を鳴らしている。

著書:「インテリジェンス入門」PHPパブリッシング、「世紀の大スパイ、陰謀好きの男たち」洋泉社、「陰謀と虐殺」ビジネス社、「北朝鮮発第三次世界大戦」祥伝社新書、「自ら歴史を貶める日本人」徳間書店(西尾幹二、福地惇、福井雄三との共著)などその他多数。
現在〈チャンネルくらら〉にて『日本人の知らないインテリジェンス』に出演中。火曜日配信。

参加費:非会員2.000円、会員1.500円、学生1.000円、学生会員500円、懇親会3.000円。
会員(年会費三千円)になられると、お得です。

参加申し込みは事務局神保まで。資料準備のため予約をお願いします。キャンセル料は頂きません。
 メール:jimbo-brightlife@docomo.ne.jp
 電話:090-5780-3843

次回月例会:令和2年2月1日(土)14時。於偕行社3階。
講師: 衣笠陽雄先生(元陸将・元特攻隊戦没者慰霊顕彰会常務理事)
演題: 『特攻の海と空』


第217回孫子経営塾月例会(令和元年12月21日(土))

2019-12-08 14:33:06 | 月例会

スケジュール

12:30~13:30 孫子基礎講座 「始計篇」 講師:海上知明先生
下記講演会に出席の方はどなたも参加出来ます。
兵(戦争)は国の大事なり。…戦争は国家存亡の分かれ道である。それには五事(五の基本要素)七計(現状比較の七項目)を以て、慎重に熟慮しなければならない。五事とは、道(政治)天(気象条件)地(戦場の距離、地形)将(将の資質)法(組織、統制力、人事、兵站など)が基本。これを次の七項目で相手と比較せよ。主(君主は)将(将軍は)天地(天候、地理的条件は)法令(遵法は)兵衆(兵士の強健さは)士卒(訓練の仕上がりは)賞罰(厳正公明か)を以て双方の戦力を比較して勝敗を判断しなければならない。

14:00~16:00 講演会 
講師: 林千勝先生
演題:『日米戦争を策謀したのは誰だ! ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿、そしてフーバーは...』
講演のポイント:演題と同名の著書で語り尽くせなかった部分も含め、近現代史と戦争の構図の真実を解き明かす。

偕行社の場所:JR市ヶ谷駅出口正面の靖国通りの右側を300m直進、三つ目の信号「東郷公園入口」交差点を右折。(角に京樽店)80m席の左側の翆ビルの3階。(1階は田中歯科)3階外側に「偕行社」の看板あり。又は都営新宿線市ヶ谷駅A3出口(神保町寄り)を出て直ぐ右側に行くと、上記「東郷公園入口」の交差点がある。ここが一番近いアクセス。

講師プロフィール:東京大学経済学部卒。富士銀行(現 みずほ銀行)を経て現在、不動産投資開発会社役員。長年、我が国の近現代史の探求に取り組む。
著書一覧:

 『日米戦争を策謀したのは誰だ!ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿そしてフーバーは...』(ワック)この最新著を当日廉価で販売します。ご友人の分までお買い求め下さい。(限定30部)
 『近衛文麿 野望と挫折』(ワック)

 『日米開戦 陸軍の勝算「秋丸機関」の最終報告書』(祥伝社)

参加費:非会員2.000円、会員1.500円、学生1.000円、懇親会3.000円/
年額3.000円で入会出来ます。(非会員でも参加出来ますが、入会されて6回の月例会に参加されれば入会費は償却出来ます。学生の入会費は1.000円です。以後参加費は毎回500円となります。学生大歓迎です。)

参加申し込み:資料準備のため12月18日までに必ずご一報下さい。 事務局 神保明生まで。
メール:jimbo-brightlife@docomo.ne.jp 電話(SMS)090-5780-3843 FAX:047-767-7555

次回月例会:令和2年1月11日(土)14時。於偕行社。講師:柏原竜一先生 情報史研究家。京都大学卒。情報史研究会所属。著書;「インテリジェンス入門」、「世紀の大スパイ」、「陰謀と虐殺」、「北朝鮮発第三次世界大戦」など。


月例会(船橋市。令和元年12月8日(日))「真珠湾攻撃に導いたのは誰だ」

2019-11-25 22:44:08 | 月例会

月例会 in 船橋市勤労市民センター「真珠湾攻撃に導いたのは誰だ」

※12月は月例会を2回開催いたしますのでご注意ください(12/8@船橋市、12/21@偕行社)

日時:令和元年12月8日(日)13時半~16時
場所:船橋市勤労市民センター3階・第一会議室。船橋市本町4-16-9/TEL:047-425-2551

参加費:1.000円・・・予約不要 
懇親会費(自由参加)3.500円。
主催:船橋NPO法人孫子経営塾。/協賛 船橋・史の会。『事務局:神保 ℡090-5780-3843』

講師:森  充 氏。孫子経営塾理事。元東海大学海洋学部非常勤講師。
演題:「真珠湾攻撃に導いたのは誰だ」...戦後74年までの公開資料を基に。
講演のポイント:真珠湾攻撃以来78年目を迎える今、未だに日本の奇襲攻撃が米国を挑発したため自業自得が広島長崎への原子爆弾攻撃に至った、という米国側の、いわゆる「東京裁判史観」に染まった日本人は非常に多い。
近年、米国を中心とする情報公開に拠り、ルーズベルト政権内部の共産主義者、およびこれに呼応したであろう日本側協力者の実態が判明しつつある。ルーズベルトの対日戦覚書を中心に、日本の名誉と覚醒のため、当時の実態に迫ってみたいと思う。

 

講師プロフィール:

 元日本航空機長、飛行時間16.347時間。昭和22年生まれ。香川県出身。昭和44年玉川大学3年終了後、同年パイロット訓練生として日本航空入社。
防衛庁委託民間操縦士として航空自衛隊で基礎訓練後、DC-8,B-747機長を経て、B-747 -400操縦教官室教官、査察運航乗務員、欧州路線室主席、米州路線室室長、ライン操縦教官室教官を最後に平成19年日本航空定年退職。航空歴38年。平成20年より東海大学海洋学部航海学科に入学、40日間の国内航海実習を経て平成24年首席卒業。東海大学海洋学部非常勤講師となる。
 その後日本危機管理学会会員。学会報告に「エアラインに関する危機管理」(危機管理研究第23号)がある。又現在NPO法人孫子経営塾理事を務め、公益財団法人偕行社会員でもある。


第216回孫子経営塾月例会(令和元年11月2日(土))

2019-10-16 21:45:35 | 月例会

開催日:令和元年11月2日(土)

場所:偕行社A・B会議室
偕行社の場所:JR市ヶ谷駅出口正面の靖国通りを右側を300m直進、三つ目の信号の「東郷公園入口」
交差点を右折。(角に「京樽」のお店)80m先、左側の翆ビルの3階。1階は田中歯科。外側3階に
「偕行社」の看板あり。又は都営新宿線市ヶ谷駅A3出口(神保町寄り)を出て、直ぐ右側50mが
上記「東郷公園入口」交差点で、一番近い。

スケジュール
・12:30~13:30 孫子基礎講座 「孫子成立過程と基本構造」
  講師: 海上知明 先生。 2500年前の孫子の教えの価値を説く。
 月例講演会ご参加の方も、併せて聴講出来ます。現代にも通用する孫子を知りましょう。

・14:00~16:30 月例講演会 講師 椎原晩聲 先生
演題: 天皇―国體を表す究極の権威―天武帝の『政(まつりごと)の要(ぬみ)は軍事(いくさのわざ)なり 』を視點に...

講演のポイント:
神話の時代から現代まで天皇制は史上最も長く重要な地位で我が国に常在して來た制度であり、他國にこの例はない。天皇制は国家の基底を構成する要素として永續してゐるのみならず一つの血統が国家秩序の頂點を維持し續けている。彌生時代、稲作と共に氏族の定住が始まり豪族主族が生まれ、古墳時代には諸王の中で大王が統領となり、その實在は五世紀「宋書」に「倭の五王」として名記されるに至る。七世紀、推古帝は隋朝に對し自らを「天皇」と號し、大陸との冊封関係を斷ち、ここに天皇を國家秩序の頂點とする「日出づる國」が宣される。この間、神武天皇から、百二十六代今上陛下まで「三種の神器」は一貫して引き繼がれて来た。この中の草薙劔は正しく「政の要は軍事なり」を、語っている。
 孫子は「兵とは國の大事なり」を言葉で語り傳へた。践祚に於ける草薙劔の移譲は、同じ事を現物で語り傳へて來たといえよう。天皇を政治から切り離した現憲法すら、首相や、最高裁長官の任命、國会の招集を、天皇の権威としてゐる。この國體を表す究極の権威を三種の神器、大嘗祭などをキーワードに、「政の要は軍事なり」の視點から愚見を披露して見たい。御批評を待つや切なり。

講師プロフィール:
昭和12年生まれ、日本航空運航乗員退職後、國学院大學院神道博士課程修了、元國學院大學講師、兼、鯖江舟津神社助勤。現在フリー。

論文:
五體不具穢と延喜式(國學院雑誌)その他神道論種々有り。
現在、神社資料研究會、神道學會、鎌倉論語會などで活動し、講演も行っている。

参加費:非会員 2.000円、会員1.500円、学生1.000円、懇親会2.500円  /入会費は年額3.000円です。
参加申し込み:
 メール jimbo-brightlife@docomo.ne.jp
 電話:090-5780-3843 
 事務局:神保明生までお願いします。10月末までにご連絡下さい。

次回月例会:令和元年12月21日(土)14時 林 千勝 先生『世界を操る者は誰か』於偕行社


第215回孫子経営塾月例会(令和元年10月5日(土))

2019-09-10 21:21:09 | 月例会

下記の通り月例会を実施いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

開催日:令和元年10月5日(土)

場所:偕行社3階 A・B会議室

JR市ヶ谷駅出口正面の靖国通り右側を300m直進、三つ目の信号の「東郷公園入口」交差点を右折。(角に京樽店)80m先左側の翆ビル3階。(1階は田中歯科)3階外側に偕行社の看板あり。又は都営新宿線市ヶ谷駅A3出口(九段下寄り)を出て直ぐ右側に行くと、上記「東郷公園入口」の交差点がある。

スケジュール:
12:30~13:30 孫子基礎講座 「用間篇」講師 前原塾長
月例講演会ご参加の方は併せて聴講出来ます。孫子の説く情報活動は現代でも通用する。情報は他の人より先に知らなければ価値がない。先に
知るにはプロを使わなければならない。情報に金を惜しむことなかれ。諜報は軍の要。経営にても先知、先手、先制が重要である。日本は鎖国以来平和過ぎて大東亜戦争でも今でも情報戦に弱い。


14:00~16:30 講演会 講師: 愛知 学先生
演題:「戦後日本の大学と自衛官の受け入れ
~令和の時代の『防衛研究』への提言」
講演のポイント:戦後の日本では軍事関連への拒否感が強く、多くの国公立大学では、政府組織の中で唯一防衛省との関係が問題視され、共同研究や自衛官の受け入れが制限されてきた。其の為、防衛省は基礎研究をMIT等、海外の大学への委託や留学に頼らざるを得ない時代が続いてきた。学問の自由と国民の学ぶ権利という観点から現状に疑問を感じ、一市民としての地道な提言活動によって自衛隊関係者の学ぶ権利を確立する事が出来た経験を基に、令和の時代の「学問と防衛研究」の在り方を提言したい。

講師プロフィール:日本の防衛問題について独自の視点で提言を行って来たビジネスマン。1965年生まれ。京都大学経済学部卒業。大手素材メーカーで長く営業部門に従事し、現在は商社でプロジェクトマネージャーを務める。企業人としてビジネス現場の最前線で活動する傍ら、市民として防衛問題に関する独自の提言を行ってきた。その良識ある鋭い提言は、文部科学省と大学関係者を動かし、国公立大学での自衛隊関係者が学ぶ権利の確立に大きな役割を果たし、日本の防衛研究の在り方に一石を投じた。

参加費:非会員2.000円、会員1.500円、学生1.000円/ 懇親会2.500円

申し込み先:事務局 神保まで。メール:jimbo-brightlife@docomo.ne.jp 電話090-5780-3843

次回月例会:令和元年11月2日(土)14時 椎原晩聲氏『天皇、國體を表す究極の権威
―天武帝「政の要は軍事なり」(まつりごとのぬまはいくさのわざなり)を視点にー』