『1937年の“net assessment”―日本はどのようにして対中戦に巻き込まれたのか...』
場所:偕行社3階 A・B会議室
JR市ヶ谷駅出口正面の靖国通りの右側を300m直進、三つ目の信号「東郷公園入口」交差点(角に京樽店)を右折。80m先左側の翆ビルの3階。1階は田中歯科。ビルの3階外側に「偕行社」の看板あり。最も近いのは都営新宿線市ヶ谷駅A3出口(九段下寄り。新宿からは最先頭車両が近い)を出て、すぐ右が上記「東郷公園入口」の交差点。そこを右折して80m左。翆ビルのエレベーターで3階へ。
スケジュール:
12:30~13:30 孫子基礎講座 「作戦篇」 講師:海上知明先生。
※下記講演会に出席の方は基礎講座にも参加出来ます。
「作戦篇」は戦争指導を述べた篇である。ここで言う作戦とは、戦争を作(おこ)す、ことである。前回の「始計篇」で行った廟算の結果、勝算があり、国の安全確保のため戦争を行うと決定されたら、次は将軍の戦争指導が問題となる。孫子の兵法理念である中庸性を重視する極めて重要な篇である。戦争指導はまず戦費、次に兵員、装備、糧食の充足、関係諸国への布石が重要で現代経済活動の人・物・金と同様である。
14:00~16:00 講演会 講師: 柏原竜一先生
演題:『1937年の“net assessment”―日本はどのようにして対中戦に巻き込まれたのか...』
講演のポイント:日本では余り馴染みのない”net assessment”という概念を紹介し、その観点から、青山和夫「謀略熟練工」での情報評価の意義を考察する。
講師プロフィール:情報史研究家。情報史研究会所属。京都大学文学部西洋史学科卒。京大フランス語学、文学科卒業。保守論壇の情報工作、浸透工作に警鐘を鳴らしている。
著書:「インテリジェンス入門」PHPパブリッシング、「世紀の大スパイ、陰謀好きの男たち」洋泉社、「陰謀と虐殺」ビジネス社、「北朝鮮発第三次世界大戦」祥伝社新書、「自ら歴史を貶める日本人」徳間書店(西尾幹二、福地惇、福井雄三との共著)などその他多数。
現在〈チャンネルくらら〉にて『日本人の知らないインテリジェンス』に出演中。火曜日配信。
参加費:非会員2.000円、会員1.500円、学生1.000円、学生会員500円、懇親会3.000円。
会員(年会費三千円)になられると、お得です。
参加申し込みは事務局神保まで。資料準備のため予約をお願いします。キャンセル料は頂きません。
メール:jimbo-brightlife@docomo.ne.jp
電話:090-5780-3843
次回月例会:令和2年2月1日(土)14時。於偕行社3階。
講師: 衣笠陽雄先生(元陸将・元特攻隊戦没者慰霊顕彰会常務理事)
演題: 『特攻の海と空』