Sonic Diary -Jazz-

Forward the way you believe

「帰国 NARITA(1) 19.NOV. 2006 入国審査官・日本国」

2007-04-26 17:59:30 | Weblog
<ブルガリアでの3ヶ月間>

空気が薄いのかな・・・息があがりやすかったですorz

首都ソフィア(София)は標高550mの高原都市(マドリードに次ぐ高所)
で、少なくとも東京タワーの1.6倍の高さほどはある場所で
9月から2ヵ月半。ウィーン経由で8月21日にまずソフィア入りし、
深夜に先生方と合流、翌日貸切バスで東へ。10時間して黒海に面した
港町ヴァルナ(BapHa)に近い音楽アカデミー主催の宿泊施設に滞在して
先生と共にレッスンを受けながら過ごしていました。日本人のピアノ科の
生徒さんも数名いて色々話を聞くことができました。時折コンサートが
開かれるんですが(各曲目をソロで弾くんですが)僕もここで生まれて初めて


オーケストラをバックにした演奏が実現しました。


地元の交響楽団のメンバーがヴァルナの施設まで出張して来てくれて
初の共演でモーツァルトを。伴奏面で今まで経験したことのない
その響き方(重低音が凄まじい位に体の芯まで響いてくるので)、
神々しかったです。


このアカデミーも無事終了しソフィアに戻り、生徒さんともお別れして
演奏を高く評価して下さったピアノの先生のお宅に滞在させて
頂くことになりました。そこからバイオリンの先生のお宅まで
歩いて通え、100m位しか離れてませんでした(
ご主人は博物館の館長さんで鉱石の発掘に力を入れていて、
ルビー・サファイア・エメラルドの実物も展示されていました(
つい最近までは旧ソ連の有人宇宙船
ソユーズスプートニクに関する資料(着水?時に実際に使用された
パラシュートの実物・宇宙食等)も展示されてました。


ご主人はとても世話好きで「君は私の息子だ」と好い人でした。
発つ鳥跡を濁さず、帰る前日に掃除をしようとして荷物を一旦
部屋の外に出したら、「君は帰る支度があまりにも早すぎる。
部屋の掃除は息子の君がやることじゃない(のような事)」と、
少々国柄によるズレもありましたが帰る日は笑顔で見送ってくれました。



とても勉強になりました。ただレッスンを受ける
だけではなく、先生のご好意で何度もコンサートに招待され、
市内で一番大きなコンサートホールに足を運びました。
こんなにも貴重な体験をさせてくれた両親に心から感謝しています。
そして、また次に向けて学んだ事を活かして、先を見据えて
更なるステップを踏んでいきたいと思います!
本当にいい経験でしたよ(しみじみ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。