Sonic Diary -Jazz-

Forward the way you believe

4/3 THE GREAT(?) CLASSICS

2011-04-03 21:53:48 | 音楽論評・自転車&鉄道(走行&輪行)
やはり一度は、という事でロイヤルフィルハーモニクオーケストラによる↑
チャイコフスキーの演奏を聴きにロンドンへ出向いて候。




パンフ(有料)。逃したら二度と手に入らないので3ポンド払って買ったっぜw
あとで和訳するのもまた勉強になりますが、この日のプログラムは
・序曲「ロミオとジュリエット」
・ピアノ協奏曲1番変ロ長調
・スラヴ行進曲
・くるみ割り人形
・序曲「1812年」。

指揮は常任指揮者であるGrzegorz Nowak、ピアニストはFreddy Kempfでした。
また、この日は特別に白熱灯とは別に赤の照明も加えられていました。




ロンドン・ロイヤルアルバートホール。


階上席には王冠を模した装飾が(ひどいスミア・・・)。



まず最初にホールの感想なのですが予算の問題から、安い後ろの席で聴いてたんです。

あれ?全体的に音が小さいですよ;

特にロミオとジュリエットはヴァイオリンのトレモロの部分が
クラリネットに消されてしまっていた感じでちょっと残念。
ピアノコンチェルトから少し音量が回復し、ケンプのピアノも雄大で厳かでした。

ファンタジアを視聴して知ったくるみ割り人形も楽しめました。
5楽章:花のワルツ ですが最後のアッチェレランドはストコフスキー程
速くはなく(というかストコフスキーのが比較的速いのか?)、
最後のフェルマータは同じくらい?フェルマータ無いのはあまり好みではなかっただけに
とってくれて、あれは嬉しかった。終わった時唸った。










最後の締めくくりの1812年ですが、くるみ割り人形が終わったとたんに聴衆の2割程が
途中で会場を後にそそくさと帰ってしまったんです。それもそのはず、
やはり「アレ」はありました



バンッ

バンッバンッ


花火と共に溢れだす、大砲の砲撃を再現した数々の空砲


1812年、つまりナポレオン軍がロシアに遠征し、大勝利を収めるという内容。
空砲は任意の演出ではなく、チャイコフスキーが実際に指示したとされるもの。
とーぜん場合によっては物議をかもしますし、手塚治虫先生の劇画中でも
批判の象徴とされていましたが・・・。



最後空砲にかき消されてオケの音量どころじゃなかたorz
空砲の方が臨場感大きかったなんて言えない・・・言えないよ・・・



この響き具合だと安かろう悪かろうで座席に格差ができてしまう上に
スタンダード席これで38ポンドはちと高いかな(汗

そしてくるみ割り人形終了後に帰った人々の想いはそれぞれ
どのようなものだったのだろう・・・と。


ま、いい思い出です。。。





<自転車記録>




使用車輪:
GRAZIE(20" 451 White)
+SCHWALBE STELVIO 20×1-8/1(451 Black)



平均時速:16.9km/h
最高時速:49.5km/h(Park Ln.・London)
今回走行時間:4時間24分03秒


前回積算走行距離:12205.44km
今回走行距離:46.56km
積算走行距離:12252.00km



非自走移動距離:
Nationalrail Cardiff Central~London Paddington間468km(往復)



総移動距離:36260.35km



<目撃車種>
DAHON SPEED D7 2009(SLATE BLUE)
UK BROMPTON M3L(RACING GREEN)
UK BROMPTON M3L(BLACK)
UK BROMPTON M3L(WHITE/BLACK)
UK BROMPTON M3R(BLACK)
UK BROMPTON M3R(PURPLE HAZE)
UK BROMPTON S3L(COBALT BLUE)
UK BROMPTON S6R(RAW LACQUER)
UK BROMPTON P6R(FLAMINGO PINK)
MEZZO D9(CHARCOAL)
Alex Moulton Double Pylon
SPECIALIZED ALLEZ ELITE(GROSS CHARCOAL)
Bianchi SL3(CELESTE)





およそ8割が残ったお客さんのスタンディングオベーションでしたが、
普段たったあれだけの音量で聴いてるのか・・・うーむ。


やっぱし臨場感に欠けると思う。日本のホールの方が隅々まで響き渡るのに。