Sonic Diary -Jazz-

Forward the way you believe

7/27 高山線

2008-07-27 20:21:09 | Weblog
いつも通過しながら横目で見ることでしかなかった一筋の線路。↑
今日やっと「その時」がきました。さあ、



行きましょう。



誰もが息を呑むあの世界に向けて、いよいよ距離を縮める時がきた。





(※「ひぐらしのなく頃に解」のイメージで・・・
雰囲気的に自分はおkな方はクリックしてご覧下さひ。↓)

時の舟/松たか子


「貴方が戻るその日まで
貴方に届くまで 伝える
廻る廻る時を越えて
永遠(とわ)に響く歌が聴こえる」

絶望のような 雨が降る
まどろみの中 夜が明ける
また何処かへ去ってく貴方の
その傷付いた背中に
刻まれた悲しみにさよならを
貴方のままでいて

この声は 貴方に叫ぶために
振り回した理想は 捨ててしまったの?
この声は 貴方に届くために

陽炎のような 記憶の中
叶わぬ夢と 戯れる
また懐かしいあの笑顔が
輝きを取り戻して
この悲しい世界で生きてく
地図を見つけて そう

愛してる 貴方のすべてを
忘れずにいて 愛しい人よ
泣いている その声が聞こえる
この声よ 今 貴方に届け

「生まれてきた その訳も
めぐり逢った訳も 知らずに
廻る廻る 時の舟で
旅する貴方だけ 見つめて」

「幾つもの夜を越えて 幾つもの朝を迎えても
廻る廻る 時の舟で
旅する貴方だけ 見つめて」

「貴方が戻る その日まで
貴方に届くまで 伝える
廻る廻る 時を越えて
永遠(とわ)に響く歌が 聴こえる」







車窓は飛騨川を右へ左へトレースしていくもので、ひっそりとした自然の中を
気動車キハ48とその両運転台車・40のコンビはゆっくりと走っていきます。
例えるならサンライズに乗った時の伯備線の風景によく似ていました。

途中久々野~飛騨一ノ宮間で第4種踏切(警報機・遮断機なしの踏切)の
直前横断があって列車が非常ブレーキをかけて緊急停止((((
この影響でしばらく止まりましたが何事もなく、気を取り直して再出発。
9時58分。7分の遅れをもって列車は終点・高山に到着。
一生に何度訪れるかわからないこの駅、よく拝んでおこう・・・


さて、ここからは白川街道を辿る路線バスにシフト。
東海北陸自動車道が全通して特急のバスもそこを通るように
なったのですが、僕はあえて険しい山道を選びます。いや、まあ、
バス代浮かせようとケチってるのも
なくはないんだけど(



ひぐらし巡礼の為には必ずおさえておきたいポイント、「雛見沢分校」
そこは奥地で車か自転車がなければ行けません。






<列車乗車記録>
豊橋453【JR東海道本線快速ムーンライトながら号大垣行き391M
(後3両名古屋止まり)】→岐阜639(定刻)【クモハ373-13(静シスF13)】
【全車自由席:6号車11B】

岐阜654【JR高山本線普通高山行き1711C】→高山958
(7分延着・久々野~飛騨一ノ宮間での第4種踏切直前横断の影響)
【キハ48-3814(海ミオ +前1両キハ40-6314 海ミオ)】

7/27 気分は赤坂(

2008-07-27 19:50:18 | Weblog
僕の他には上小鳥(かみおどり)までの途中のバス停まで↑
お年寄りの人が数人乗っていたくらいでした。




ボクノタカラモノ/eufonius


ずっと探していた 夢の中
呼びかける声が 聞こえる
遥か彼方へと 永久(とわ)に響く・・・

今チクタク動き出す 機械の心臓
夢から醒めないで 君の隣にいたい

ずっと傍にいて ここから願うよ
全て包んで 優しい光で抱きしめてくれる
銀色の腕 チクタク動き出す

きっと忘れてきた 過ぎ去る時と
変わりゆく 世界の中で
そっと手をかざす 傍に償う

今キラキラ蘇る セピア色の夢
大人になるそのために 失った記憶の中

君の呼ぶ声 気づかぬフリして
大切なモノ気づけぬ僕に そっと微笑んでくれた
ガラスの瞳 キラキラ蘇る

ずっと傍にいて ここから願うよ
きっと届かない そんなのわかってる
ボクの全てを いつでも いつでも
屋根裏の影から 黙って見守ってくれていたんだ
ブリキの君はチクタク動いてる

ボクノタカラモノ








ほどよく揺れるその独特な乗り心地に、前日あまり寝てない分
少し寝てしまいました(


はっΣしまった寝過ごしたか!?


運転士さん「まだもう少し先ですよー」


あ、そっか・・・何だよかったぁ~








・・・









・・・










・・・?










・・・桜の樹が立つロータリー?










運転手さんギヤをRに入れて
バックしだしましたよ??








運転手さん「ここで折り返しますから、発車までしばらく待ってもらえますか」






やっぱ寝過ごしてたぢゃんOTL
そこは白川街道から外れた何もない所(

S「ご迷惑をおかけしてすいません、僕もここは初めてなもので;」

運転手さん「いえいえ、見たところ旅の方のようですがどちらから」

S「東京からです。実家の福岡に帰る道中で、
以前から憧れていた白川郷を訪ねたくて」


運転手さん「それでは途中の上小鳥まで行って・・・?」

S「(後ろの方を親指で指差し)折り畳み自転車を携帯しています」

運転手さん「あーあれは自転車だったんですか!それはそれは・・・」

S「白川街道の途中どうしても訪ねたい場所があるのと
特急バスよりも運賃を浮かせようと思って」


運転手さん「体も鍛えられて、便利なこってすなぁ」

そう言って運転手さんは乗降口のドアを開けてバスを降り、
タバコに火をつけました。

「あの桜の樹は樹齢千年なんですよ」

S「千年ですか!この終点はなかなかいい風景ですね、
春になるとすごくいい画になりそうで」


運転手さん「一段と綺麗になりますよ」


運転手さんはそのまま一服、僕は窓を開けて周りの風景を見ていました(

7/27 カラーン カラーン

2008-07-27 18:05:29 | Weblog
見えてきました、雛見沢分校・営林署(飛騨森林管理所)。↑
出入り口付近の道路が整備されている以外は
まんま残ってました。





運転手さん「ここをずーっと真っ直ぐ行くと牧戸です。この先もお気をつけて」


S「どうもありがとうございました!」


バスを降り、自転車を展開してスタート。松ノ木峠と言えどアップダウンは
思ったよりゆるやかで道そのものは走りやすかったです。
前日伊豆で鍛えられたおかげでものすごく楽だ。
いい感じで走れていましたが、強いて言うならトンネルが対面通行で
しかも車がかなりのスピードでとばすので後ろには特に気を遣って
後ろから車が来る度に一旦止まって自転車を端に寄せてはまた走り出す。

予定の時刻は過ぎていて正午をまわったところでした。
少しペースをあげて山間部を駆け抜けようとした途端
急に暗雲が
おいおいかんべんしてくれよとか思ってるうちに
どわー降ってきたぁぁぁ(((


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バケツの水というよりも
プールの水ひっくり返したような
滝のような雨が降ってきやがった

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っちゃー、やっぱり山奥は天候が変わりやすかね。すぐそばに
工務店の作業場があってよかった、ちょっと雨宿りさせてもらおう・・・




30分ほどすると雨はピタっと止み、牧戸へ急ぐことにしました。
とりあえずあそこに行けば温泉もあるっていうし
何か食べるものもあるだろう(
疲れを癒して白川郷にむけてのワインディングロードを黙々と走る。
その途中に「それ」はありました。



すげー!!!
やっぱここまで来て良かった~(((ちぇき


やはり他にも巡礼に来ている人がいた。