song1234です. こんにちは、お元気ですか?

日記です。Since 2007年11月~、神奈川県湘南在住、ハワイアン、ウクレレ、スチールギター演奏が趣味。

楽器演奏と神経細胞

2014年11月06日 20時34分10秒 | ウクレレ

今日は、先日11月4日、NHKBS1の「人体ミクロの大冒険」を
紹介しよう。

人間の学習することを、細胞学的に説明している。
少しややこしい話になる、、、あ、そういう話はオミット、、
という方は、どうぞパスしてください。



人の神経細胞は、800億にも及ぶ。
生まれたばかりの赤ちゃんは、スパインという伸び縮みできる
電気信号をつなぐ回路を、1神経細胞当たり、1万個も
持っている、、



これは生まれた時から1年未満位まで持っているもので、ものすごい
学習能力が可能である。


残念ながら、2歳、3歳過ぎると、このスパインは
活動しなくなる。

理由は、スパインを継続には、大量のエネルギーが必要になり
維持できないため、自ら活動停止する、、
活動停止にしないと、丁度、アルツハイマー病みたいに、
脳の空洞化になる。


それを避けるため、自分を守っているのだ。

そういう意味で、スパインは継続できない。

人間の頭脳は、五感(触、臭、味、視、聴)は、比較的
早い時期に成熟する。
成熟まで一番遅いのが、前頭葉(判断、計画)。


ここからが、今日のお話。
では、年取ってしまったら、学習能力はどんどん
不利になっていくのか?

アメリカで、子供に楽器を演奏させてみたところ
学習能力が、大きく向上した。

「ハーモニープロジエクト」という。

何故か?
楽器演奏すると、神経伝達回路が増えて活発になり
繰り返して使うと、太くなり、高速化する。
これを「ミエリン化」と言う。

↓写真の緑部分、、神経伝達回路が太く活発になっている所。


前後の差は明らかだ。

使わないと、消滅する、、
これって、楽器演奏することに直結している。

むつかしい演奏を何回も挑戦していくうちに
できるようになる、練習頻度が落ちると
忘れる、、神経細胞的には、伝達回路が切れる。。

人間の学習は、ミエリン化が関わっている。
自分の能力、この人ならでは、、の能力は
ミエリン化の働きなのだ。

↓ミエリン化の回路部分(写真の緑色部)は、伝達速度は
しかも、超高速、、


だから、すごい演奏する人って、このミエリン化回路を
沢山持っている人ではないかな、、と思う。

いかがですか?
今回はたまたま、アメリカのハーモニープロジエクトでは
楽器でしたが、他のものでも同じでしょう。

楽器やられる方、、朗報でしょう、、
よく、ウクレレはボケ防止に有効、、と言われてたが
これで立証されましたね。

ウクレレは、立派な楽器、、年取ってるけど、楽器やりたい、、
軽くて、小さい、とっつきやすい楽器、、
まさにウクレレは、ピッタリだ。


新たな神経細胞を作り、繰り返すことによって
太くしましょう、、そうすれば、複雑な演奏だって
超高速で、弾けるのではないでしょうか?

コメント (2)
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