バッキー白片とアロハハワイアンズの私の感想を書きます.
この時代は、既にハワイアンブームは完全に去り、トップレベルだったアロハハワイアンズにしても、厳しい時期だったと思います.
現地のハワイでは、スチールギター離れが進み、ハワイコールズもとうとうスポンサーなしによりなくなってしまいました.
ポス宮崎さん、山口銀次さん、大塚達夫さん、現地では、プアアルメイダさんの他界と時代は大きく変化してしまいました.
でもバッキー白片とアロハハワイアンズはフアンにとって永久に不滅でした.
毎年レコード、カセットテープそしてCDで演歌、ジャズ、クラシックに至るまでバッキー調で楽しませてくれました.
下のレコードは、1970年のものです. 新鮮なバッキー調が奏でられていてすばらしい作品です.
(テイチクレコードSL-8のジャケットから一部引用させて頂きました)
続いて、下のカセットテープもアロハハワイアンズの代表的な作品の集大成です. エセル中田さんも数多く歌っています.
しかも多重録音でない演奏もあり、まさに歴史を感じさせる一品です.
(テイチク株式会社T4A-56ジャケットから一部引用させて頂きました)
そして誠に残念ではありますが、スチールギターの巨匠は、1994年7月13日心不全のため亡くなりました. 享年82歳・・・
人にはどうしても避けることのできない寿命ですが、とても悲しいニュースでした.
・・・・・・・・・・・・時は過ぎ・・・・・・・・・・・・
2000年6月に、バッキー白片とアロハハワイアンズの復刻版がTEICHIKU ENTERTAINMENT,INC.より発売されました.
まさにバッキースタイルの総集編です.
(TEIUCHIKU ENTERTAINMENT, INC. TFC1291-1296のジャケットから一部引用させて頂きました)
更に、2006年5月に新・バッキー白片とアロハハワイアンズ全集108曲(下の写真)が同じく、
TEICHIKU ENTERTAINMENT,INC.より発売されました.
バッキーさんが亡くなられてから13回忌になっても、また新たにCD発売されるというのはいかに人気があり
偉大なプレイヤーだったか、という裏付けでしょう.
(TEIUCHIKU ENTERTAINMENT, INC. TFC1771-1776のジャケットから一部引用させて頂きました)
終りにあたり、バッキーさんが亡くなる1年前の、1993年テレビ放映されたビデオからの写真を載せて
このシリーズを終わりたいと思います.
バッキー白片さん、アロハハワイアンズのみなさん! あこがれと感動、ありがとうございました.
(1993年NHK/BSにて放映されたものから一部引用させて頂きました)