song1234です. こんにちは、お元気ですか?

日記です。Since 2007年11月~、神奈川県湘南在住、ハワイアン、ウクレレ、スチールギター演奏が趣味。

涼しい一日!→読書「無人島に生きる16人」須川邦彦著

2013年08月25日 20時15分51秒 | 

今日は久しぶりに涼しい一日でした.
おかげで、ゆっくり散歩しました.

朝は小雨でしたが、午後からは雨も止みました.
歩くことは、最高に気持が良いです.

約一時間半歩きましたが、あっという間でした.
体調が未だ良くないので、ほどほどにしました.
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今日読み終えた本をご紹介します.

「無人島に生きる16人」須川邦彦著

この本は、フイクションではなく、中川倉吉氏
、、東京高等商船学校の教官で、練習帆船
「龍睡丸」で、実際に南の海で難破した時の
実体験を、練習生であった著者が、本に
したものである.

ですから、中川氏が実体験したことを、須川氏が
本にまとめた、、ということです.



座礁により難破した場所は、ハワイ諸島とミッドウェイ島の
間位に位置する、パ-ル・エンド・ハ-ミ-ズ礁の中の1無人島である.

明治31年12月に日本を出港して、丁度一年間16人は無人島で
暮らした. 全員無事だった!


(新潮文庫す20 1ブックカバ-から一部引用させて戴きました)

この種の本は、「ロビンソン・クル-ソ-」や
「15少年漂流記」と似ているが、実話という点で
大きく異なります.

実際の経験で書かれているので、実に内容が
現実的です.

水の確保、食料、不足する野菜類、亀が大切な食料、
火の確保、高台の作製、あざらしの扱い等、、、

興味深いことは、16人の中の最長老、小笠原氏という方が
いますが、察するに、この方は、現在の小笠原諸島の、
名前のル-ツの方
ではないかと、思われます.

丁度アメリカが日本に小笠原島を返却してそれほど
時間が経っていない時代でしたから.


この本を読んで、一番強く感じたことは

「明治時代の方々は実に勤勉で、真面目で
規律を守り、同じ日本人として、見習うことが
沢山あります」、ということでした.



コメント (2)
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