染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

地震にあわてた・田辺聖子のこと

2019-06-22 22:11:23 | 日々の政治・哲学
「今日はなんの日」を、たまにきいている。
6月15日は、明治29年に、三陸沖地震があった日だって。
6月16日は、1964年に、新潟地震があった日。マグニチュード7とかで、大きかった。石油タンクが何日も燃えた。子供だったが、すこし覚えている。
6月18日の夜、10時20分に、山形・新潟県で地震。10時40分ごろ、ラジオをつけたら、ずっと地震の報道だった。
6月18日は、昨年、大阪で地震があったひだよ、と教えてもらった。しらべてないけど。

「地震予知は、できません」と、地震学者がいっていたのを、きいた。

だから、いつ来るかわからないと思ってはいるのだが。


田辺聖子がなくなった。残念。緻密な文章を書く人だった。
「花衣脱ぐやまつわる、わが愛の杉田久女」は、よかった。

杉田久女を、おとしめ、けなしていたのは、「虚子」だったのではないか、というところが、じつにいい。

「ひねくれ一茶」もいい。「道頓堀の夜に分かれて以来なり」という、川柳作家(うーん、水府?)についてかいたのもよかった。


「サタオ」ってしってるかい

2019-05-29 10:51:32 | 日々の政治・哲学
「サタオ」って知ってる?
私は、知らなかった!!月曜日(5月27日)夜、TBSラジオで、「東京ポッド許可局」というのをやっている。ここで、「サタオ」で、検索して!といわれ、やってみた。
サタオは、密猟されて死んだ象。象牙をとるために残虐な殺され方をし、顔をきりさかれた象だった!

私は、まえに「サタオ」をみているよ。五十嵐大介のまんが「ディザインズ」3巻に、顔をきりとられた象の幽霊がでてきた。あれが、「サタオ」だったんだなあ!!!


(
象の密猟は、そうやって、顔を切り取る。そして象牙を持って帰るらしい)

五十嵐のマンガは、モーニングで連載されているはずなんだが、4巻がまだでない!どうなっているのだ。

辻村深月「かがみの孤城」、読了。たしかに、読後感がいい。不登校の子供たち7人に、何年も、何十年も、執念深くくっついている話なのだ。


本は終了しても、この話は終わらない。未来に続くことを予想している、病気で学校にいけなかった子にも。最後の「鏡のなかに、何かがみえた」なんていうのは、いらないから。

辻村の本、「ツナグ」も読んだ。亡くなった人と、生きている人を合わせる話。私は、山尾悠子を思い出した。山尾は、1955年うまれの作家。若いとき、SFマガジンに難解な話をかいていた。コバルト文庫で「オットーと魔術師」をかいた。この中に、オムニバス方式で、死者が、この世に帰ってくる話があった。。それを仲介するのが、日本人の、ダークスーツのビジネスマン。何話か読んで、面白かったすごく。続きが読みたい。

山尾悠子は、また書き始めたみたいだ。かいてくれ、なんでもいいから。































































free



このごろ読んでいる本、まんが

2019-05-21 13:27:25 | 日々の政治・哲学
5月21日。雨。大雨。
この頃、「張り子の虎」なので、雨に弱い。
しかも、今日は大雨!勘弁してほしいものだ。

今日のラジオで、普通5月に降る分の雨の18%しか、今年は降っていない、と言っていた。本当かな。この雨、もったいないな。

「シリアの秘密図書館」を、ぐずぐず読んでいる。シリアは「終わった」わけでなく、続いている。戦闘も、続いている。

「ひきこもる女性たち」池上正樹、(2016年刊)「ひきこもりはなぜ『治る」のか?ー精神分析的アプローチー」(斎藤環、2012年)、「アフリカ少年が、日本で育った結果、ファミリー編」(星野ルネ、この前出たばかり)、「100分de名著、 オルテガ「大衆の反逆」(中島岳志、2019)
かいているだけで疲れるぞ。はーはー。

「女子のひきこもり」は、このごろ話題になっている。本人たちが、女子会をすることもある、男性に比べて、活発かも。

NHKの、「100分de名著」は、いろんなシリーズがでていて、面白そうだ。今回、はじめて知った。

「アフリカ少年が」の2巻目は、面白かった。保育園で一緒に遊んでいた仲間たちが、小学校に入ったら、守ってくれた話。関西で育ったから、明るい性格なんじゃないかという話。漫画が、明るいのだ。


追記。辻村深月の、「かがみの孤城」が、すごい人気だ。いじめとか、不登校とかと、魔法の世界がでてくるのではないかと思う。読後感がいいらしい。子供たちが読んでも。

図書館では、人気殺到。
古本で、買うべきか。迷っている。

(貧乏、節約生活の私としては、どうやってただで、もしくは、安く、読めるか、を考えるのが趣味だから)

まんがにつかっている。セブンティ・ドリームズ

2019-05-16 21:33:08 | 日々の政治・哲学
でました!!「セブンティ・ウイザン」(タイム涼介)のつづき。「セブンテイ・ドリームズ」が!!70歳の夕子さんから生まれた、みらいちゃんは、4歳。幼稚園にかよいはじめた。夫の朝一さんは、まさかの胃がんで、手術。そこまでの話。つづく。

70歳と65歳の夫婦の子育ての話は、うそくさいと思うかもしれないが、これがなかなか。晩婚で、40代で子育ての夫婦なんかは、しみるんじゃないだろうか。

「夜廻り猫」5巻(深谷かほる)がでた。新刊で、平積みになっている。深谷も、成長したなあ。私は、弟の「深谷陽(あきら)」も好きだ。「密林少年」1、2は、いまでもとってある。カンボジアで、少年兵として、生き抜いたアキラ。地雷をほる名手。地雷博物館を作っていた。今、どうしているのだろう。

「アフリカ少年が日本で育った結果」は、ダントツ面白かった。(星野ルネ、毎日新聞社、1000円)
ご存じのかたもいるだろう。カメルーンから、母の結婚とともに日本にきて、ずっと日本で育った星野ルネ君。4歳のときにきて、今、30歳ぐらい。育ての父が、アフリカを研究する人なので、しばしばカメルーンに行きつつ、日本の姫路で教育をうけた。

日本にくるまでは、カメルーンの部族語とフランス語(フランスの植民地だった地域)。にほんでは、母親とは、フランス語。兄弟たちとは、関西弁。
兄弟たちは、父とは、関西弁。父は、標準語。だったかな?
父と母は、フランス語で話すのだそうだ。

ルネ君をひきうけてくれた、幼稚園の先生たち。(まだつきあっているそうだ)
東京の、星野のおじいちゃんおばあちゃん、かれは、まわりの人に恵まれて大きくなった感じがする。

私のまわりにも、白人の女の子で、おかあさんが日本人と結婚するのでついてきた、「連れ子」がいた。日本で、ひねくれないで育つのは、大変だと思う。親戚が、彼女たちと、よくつきあっていた。面倒をみていたように思う。



ちょっと早いが、気分は、夏だ!!

2019-05-05 23:42:28 | 日々の政治・哲学
展示をやるので、ちょっと早いが、夏の気分になることにした。

節約の気分も、続いている。
6日まで、神奈川県のブックオフは、店内20%オフ!をやっている。すごい。しかし、だからといって、金のない私が、どしどし買ってしまってはいけない。

樹村みのり「カッコーの娘たち」(1980年前後に作者が描いたもの。ひたすらなつかしい)
深谷かほる「夜廻り猫の展覧会」(今、人気になっている「夜廻り猫」。この前、天声人語にも、この中の話が載っていたぞ。じいちゃんに、孫がカレーをおごる話。三越で、2017年から、、展示会をやったらしい。)

岩岡ヒサエ「孤食ロボット」(あとがきで、作者が出産していたり、この作品がテレビドラマになっていたことを知る。2017年後半からだそうだ。岩岡は、何をかいても、いいなあ、と思うのだが、認めてもらえないこともある。「なりひらばし」というのは、途中で打ち切りになってしまった。続きが読みたい)

これだけ買った。みんな漫画。なかなか手に入らないから。図書館でも、借りられない。
ブックオフで、これは、と思う本を、見つけ出すのは楽しいのだが、この頃、体力がついていかないなあ、と思う。図書館でも。

今、シリアの、図書館の話を読んでいる。

スマホから、このブログに記事が送れなくなってしまったので、アメーバブログをやっている。

「itowosomemasu15327」で、検索してくれれば出てくると思う。よかったら、のぞいてみてください。あまり長い文章は、書いていないが。