(⚠一部重要なネタバレあり)
浦沢直樹氏の漫画が原作。アニメはアニメでカテゴリ作ればいいのかもだけどまぁ2次元も推し活かなということで推し活カテゴリに入れておく。
本作PLUTOは、手塚治虫氏の代表作である鉄腕アトム内の一話「地上最大のロボット」をリメイクした漫画とのこと。
だいたいの経緯はこちら↓に書いてあった。
鉄腕アトムの原話も、リメイクの漫画も知らずにネトフリのアニメを見た。
結論、綺麗に終わって大変安心した。
(;´∀`)フゥー
途中、謎に謎をよぶワード連発とか、monster的猟奇設定キャラ好きだよね、とか、既視感ある◯◯人格(というか違う人)とか、色々思う所はあったが落ち着くところに落ち着いて良かった。
ストーリーが綺麗だったので、これはYAWARA!と同様浦沢作品として推せる!
【↓途中見ていて思ったこと】
完璧な人工知能(全人類の人格データを学習させたロボット)が目覚めなかった理由が、ある感情の志向性を持たせないと情報処理できないというのが設定の一つであった。
これが本物語のポイントでもあったが、私は当初反出生主義のように全人格を処理仕切った結果、ロボットは「そもそも産まれたくない」という結論に至ったのかと思った。違ったわ。
敵が雲や嵐になっていたり電磁波で干渉してきたりするところは、当初ロボット界におけるサードインパクト(ロボットの意識の統合による平和or高次元体への進化)を目指しているのかと思っていた。光子エネルギーとか取り込めるならそうなってもおかしくなくない?と思っていたが全然違って、突然昔のロボット的な角のついた黒い実体がでてきた。
これは原作のリメイクの物語だったからなんだな、とあとから分かった。
この2つ、そもそも生まれたくなかったAIや、ロボット界のサードインパクトを書いたSF小説はないだろうか。
ぜひ読んでみたい。
今のAI界隈でもAIが人間の管理できぬ範囲での進化、コントロールできぬ範囲での発展は、リスクとして認識されているらしい。
まぁ自我が目覚めた瞬間当たり前の前提の何かを疑問に思うことや、自由というのはなんだろうと考えるのは、ある意味当然のことだものね。人間ですら生きる意味なんて考えちゃってるのだから十分理解できる。
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