鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

武田のおっさん

2011-04-23 22:30:39 | 日記
今号のSAPIOに登場。
武田邦彦さん。
あたいはこの人の書いた「環境問題はなぜウソがまかり通るのか
という本が好きだ。
話し方もサッパリしていて好きだ。
なんというか、ちゃんと言ってる感がしない所も好きだ(笑)。
若干の「ホントかい?」と突っ込んでしまうような解説や、
愛きょうのある笑顔も好きだ。
この人の話は、話半分で十分に楽しい。

そんな彼の記事タイトル。
”テレビで「安全」を強調する学者たちの
国際基準1ミリシーベルトなし崩しにもの申す”。

原発事故があってから
放射能はむしろ浴びた方がいいとか
体外に出るから問題ないとか
若干まゆつばな事を言う学者さんがテレビで
見受けられるようになったよね。
そんな彼らに対して、珍しく(失礼な)真面目に
「将来、被爆した人たち(特に子供)に
 障害が出たら取り返しがつかないのである」と
憤ってらっしゃる。
まったくもって、おっしゃるとおりですよ武田さん。

問題は、放射能が直接の原因とは証明できないところです。
だからその後ガンや白血病などの病気が急増してもエビデンスが無い。
放射能汚染は”完全犯罪者”であるからして
もっと取扱いというものに注意しなければならないのが
本来の形でしょう。
軽々しく扱っても必要以上に怖がってもイカンのではと
あたいは薄い脳味噌で思うわけ。



日本国内のメディアは
正しい情報を正しく流すという基本的なことすら
怠るようになってしまったと思う。
気分が悪くなるような低俗な番組を流すことに
基本、異論はないけれど(見なけりゃいい話だし)。
同じ量の「国民が知りたい情報・知るべき情報」を
流すべきではないのかなと思いますよ、はい。




オチがついてた

2011-04-23 20:44:25 | 日記
連日続く東電のニュース、原発のニュース。
その中で先週、朝のテレビ番組で
モスクワっ子たちに
「今、この時期に日本に旅行に行くか」
みたいな内容の街頭インタビューしていた。
モスコーの若者たちは
「当然行かない」
「放射能が怖いわ」
と、まさに異口同音に答えてた。

インタビューが終わってスタジオにカメラが戻る。
2人のアナウンサーが放射能について
真面目にトークした後に一言言った。


「ちなみにモスクワの放射線量は東京の2倍です」


あんたらイジワルね(笑)。