そこのけ×2 インフォメーション

二次創作サークル『そこのけ×2』のインフォページです。
家庭教師ヒットマンREBORN!のディノヒバンヌ。

読書週間

2017年11月19日 | 日記

最近、数年ぶりに図書館へ足を運んで、読書に勤しんでいます

で、ずっと読みたかったダンブラウンの最新作を、発売から4年も経ってようやく読むことができました!!
『ダヴィンチコード』でお馴染みのラングドンシリーズは、西洋美術ファンにとっては垂涎物。
イタリアに行く前に読んでおきたかったんだけど、待てど暮らせど図書館に返ってこなくて
結果、旅行後にやっと手にすることができました。


まだ読んでなかったり、これから読もうという方はネタバレ要素があるのでご注意を。

舞台はイタリア・フィレンツェからスタート。
ダンテの『神曲』にまつわる謎解きで事件が進行します。

毎度お馴染み、名所・有名作品などが事細かに描写されていて、現地へ行ったことのある人は
目に浮かぶ箇所も多く、興奮します。

10年ほど前に『ダヴィンチコード』が有名になった当時、図書館で予約入れたのですが半年待ちで。
丁度、私が初めて「ロンドンパリ」個人旅行を敢行して、帰国した直後に順番が回ってきたんですよ。
旅では街の中心部の美術館と教会を、ローラー作戦並みに回りまくるまさに芸術ザンマイ。
『ダヴィンチコード』を読んで驚愕したのが、パリ→ロンドンの順序違いはあるけど、舞台になった場所がだだカブリだったこと。
うわ~、先に本を読んでおけば、もっと感慨深く見学できたのにー!と今でも地団駄

で、今回も同じように思ったりもしたんですが、旅行後に読んでもOKだと考えを改めました。
行ったばかりの記憶は呼び起こしやすく「ああ、あのことか、このことか」と、物語の中ですぐ現地に飛んでいくことができます。
どの道、一般ツアーじゃ入れない場所も多々登場してくるし。
個人で行けるものなら、行き直したい貴重な有名箇所がいっぱいです。

驚いたのが、まさかトルコに舞台が移るとは!(トルコは一番最後に行ったヨーロッパ)
事件の真相に近づくにつれ、行ったことのある場所が舞台になって興奮はMAX。
イスタンブールでガイドブック買ったのを思い出して、見ながら読書を進めていったら
またもツアーでは入らない場所が登場、でもガイドブックに見つけた時には「ここかー!!」
もう心拍数が上がったのなんの…(買っておいて良かった、ガイドブック

ちなみに、偶然にも『神曲』も持っていたりします。
随分前に『ギュスターヴ=ドレ』の画集が欲しくて(当時は個人画家としての画集は出版なし)
買った本が、まさに『神曲』だったんですよー!

販売終了していたので個人取引で、コレクター価格だった…
(今は安くなってるのね文庫サイズも出てるし)

『インフェルノ』=「地獄」ということを、今回の本の中身を読むまで気づかなかったけど
思いっきり神曲の本に載っていたという…イタリア語をスルーしてしまうこの目が憎い。。。

ドレの挿絵に関しても、話の中に出てきたので、この神曲を改めて読み直そうと思います(いつか)。
かつて一度読んだ時、よく分からなくて読みづらかったのですが、
ダンテの生い立ちを背景に、登場人物の名前や当時の事件や比喩が含まれている作品なんだと
いうことが、今回の本を読んで分かりました。なるほど、道理で!

久しぶりに大興奮しちゃったそしてまたもや膨大な学びの場となりました。
買い直してじっくり再読したいと思います(いつか)