そこのけ×2 インフォメーション

二次創作サークル『そこのけ×2』のインフォページです。
家庭教師ヒットマンREBORN!のディノヒバンヌ。

ライオンディーノと黒ヒョウ恭弥その2

2012年04月27日 | ライオンディーノと黒ヒョウ恭弥

 チャオッす 妄想サファリの続きだぜ!
可愛い仔ライオンと仔黒ヒョウから離れがたく、まだ幼少期にとどまってます。
…とりとめないですが、よろしければアフリカ・ランデブーへどうぞ

 文章の視点がおかしくなってますが、気にしないでください。
作文能力、ぜんぜんありまへんぇ。(漫画みたいに、創作小説にもルールが
あるんだと思うんだけど…専門外です)
あと、記事をたたむ機能が無いみたいなので幅をきかせておりますがこちらも気にせずにgo

 

 

  

 ひとしきりジャレ合った仔ライオン達は、大人ライオンと同じように木陰でまどろんでいた。
となりの恭弥を見ると、もう半分まぶたが降りている。
頬から耳にかけて舐め上げる。猫パンチならぬヒョウパンチは飛んでこない。
それどころか、目を閉じてしまった。

「気持ちいいのかな…?」
舐め舐めしているうちにどんどん恭弥の鼻の頭が地面に近づく。
完全に眠ってしまった。

強気な瞳が見えなくなるのを寂しく思う。
でもまだまだ恭弥は子供だ。
子供の自分より子供なのだから、眠気に勝てないのは仕方ない。
「夕方になって涼しくなったら、また遊ぼうな!」


 ディーノは他の仔ライオンとも遊ぶが、恭弥と遊ぶのが一番好きだ。
ライオンのパンチは…なんというか、正直、痛い。
子供のくせに、いっぱしにデカくて重量感のある前足で、バッシバシ殴りあう。
真正面から、真横から遠慮のないパンチで叩かれると、時々マジで腹が立つ。
痛みの衝撃が尾を引くのだ。
 女の子達は特に、大きくなった時の狩りの予行練習ってのもあって手加減と
いうものを知らない。力任せにくるから、苦手だ。

 その点、恭弥は優しい。
優しいと言うのはちょっと違うかもしれない。
ヒョウパンチっていうのは、しなやかで素早いのだ。
高速攻撃のあまり、パンチが見えないこともしょっちゅうだ。
叩かれた瞬間、「へ?いま何か起こった?」とキョトンとしてしまう。
衝撃はあっても、痛みは大したことない。恭弥が加減してくれてるのかもしれない。

 体も柔らかい。バネも効いている。
両腕でディーノをつかまえながら、後ろ足で蹴ってくる。
逃げられないから甘んじて受けることにする。いや、逃げられないことはない。
あきらかに馬力(馬じゃないけど)はこっちの方があるから、押さえつけるなり
力まかせにひっぺがすこともできるけど、しない。
黙って受けっぱなしなのも情けないから、その間ずっと恭弥の体中、甘噛みしてやる。
咬み返されるけど!
 だからといって恭弥にパンチは浴びせない。あんな痛いもん喰らったら、恭弥が可哀相だ。
というより、3倍返しで仕返しされるのが目に見えてる。
 恭弥の方が体も小さいし華奢だから、つりあう力に加減してコロコロ遊ぶのがとても
楽しい。

 走るのも早いし、機敏だし、可愛いし(これは関係ない)、身体能力は自分を
上回っているんじゃないかと思う。
年下のくせに自分を振り回してやまない生意気で可愛い黒ヒョウ恭弥の寝顔に寄り添い、
仔ライオンディーノもひとときの眠りにつくのであった。

 

でれでれディーノ(恭弥限定)は永遠に不滅です!