週刊 新大土壌研

新潟大学農学部農学科 土壌学研究室の活動日記です 『週刊』を名乗っていますが、不定期に更新していきます

放射性降下物の土壌ー植物系における汚染とその除染に関する研究、補足 野中

2011-04-20 | MN(野中)

 昨日から、上記論文紹介を始めました。

 まとめるには時間がかかりますが、この論文では新潟県内15ヵ所、約50地点の土壌を深さ別に採取して、ストロンチウム90とセシウム137を分析しています。

 誤解のないように、今朝、急いで土壌中のそれぞれの濃度をBqに換算しました。その結果、セシウム137は1kgの土壌当たり70~150Bq、ストロンチウム90はその4の1から5の1でした。

 現在問題となっていセシウム137は1 Kg当たり5000Bqです。

 昨日示した結果から、10年経過しても表層土壌に蓄積しているのですね、とのコメントを読者からいただきました。

 

 

 

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