週刊 新大土壌研

新潟大学農学部農学科 土壌学研究室の活動日記です 『週刊』を名乗っていますが、不定期に更新していきます

卒業おめでとう

2015-03-28 | 原田

今週初めの23日にときメッセにて新潟大学の卒業式がありました。

土壌研からも6名の卒論生が卒業しました。

うち2名は民間企業に就職,4名は大学院に進学となりました。

 

博士前期課程でも4名が修了となり,修士(農学)の学位記が手渡されました。

こちらは1名が農研機構へ,もう1名が地方公務員,ほかの2名が民間企業に就職しました。

 

みんさん,おめでとう!!!

卒業(修了)後も,それぞれの道を信じて進んでいってください。

 

※追記: 翌日の新潟日報に土壌研学生の声が掲載されていました!

 


梅の花

2015-03-19 | 原田

新潟もずいぶん暖かくなってきました。

 

このブログのテンプレートを「梅」に変えたばかりですが,今朝キャンパス内で本物のきれいな梅の花を見つけました。

5分咲きというところでしょうか。

 

来週月曜日は卒業式です。


平成26年度卒論発表会

2015-03-16 | 原田

新潟大学農学部土壌学研究室の平成26年度卒論発表会を開催しました。

 

開催日:3月14日 14:00~

場所:農学部B棟205セミナー室

 

今年度の卒業生6名が,発表12分,質疑3分でプレゼンを行いました。

  阿部美悠紀 有機ヒ素化合物のチオ化に関する機器分析化学的研究

  木幡裕介 改植による桑葉への放射性セシウム移行の低減

  鈴木啓真 農業用水とカリ施肥がイネの放射性セシウム濃度に与える影響

  弦巻貴大 水田における灌漑水及び中干しが水稲の放射性セシウム吸収に与える影響

  戸井田千佳 次世代シーケンサーMiseqを用いたアーバスキュラー菌根菌群集構造の解析方法の確立

  村田悠人 有機稲作水田における光合成細菌の利用に関する研究

 

土壌研OBも5名駆けつけ,ちょっとした研究集会のようでした。

みなさんの発表もなかなか良かったです。

 

この他,博士前期課程1年生と博士後期課程1, 3年生の中間発表会があり,その後はよし半で恒例の打ち上げ(今年は追いコンも兼ねました)。

楽しいひと時でした。


南相馬市でのH26水田調査結果説明会

2015-03-10 | 原田

先週末の日曜日,南相馬市原町区でH26水田調査結果の説明会を行いました。

 

地元の農家さん他,市役所の皆さんや福島県職員の方が集まりました。

南相馬市ではH25年に食品の放射能基準値である100 Bq/kg超のコメが産出されましたが,今年の私達の調査結果では全て基準値以下でした。

 

今年も作付けを行い,経年変化を調べる予定です。

南相馬の皆さん,春からまたよろしくお願いします!

 


投稿論文掲載

2015-03-03 | 原田

Australasian Plant Disease Notes誌に下記の論文が掲載されました。

 

Md Muzahid E Rahman, Tapan Kumar Dey, Delwar M. Hossain, Masanori Nonaka, Naoki Harada 2015: First report of white mould caused by Sclerotinia sclerotiorum on jackfruit. Australasian Plant Disease Notes 10:10, DOI 10.1007/s13314-014-0155-9

 

Australasian Plant Disease Notes誌はThe Australasian Plant Pathology Society(オーストラリア&アジア植物病理学会)の発行する世界各地の植物病害の発生に関する速報誌です。

 

今回,留学生のMuzahid君が中心となり,バングラデシュ農業大学,バングラデシュ農業研究所との共同研究のもとで,バングラデシュにおける菌核病菌Sclerotinia sclerotiorumによるジャックフルーツでの病害発生を報告しました。

 

さらに土壌微生物を用いた菌核病のバイオコントロールについて研究を進めています。