黒竜江省、特に西部地域(チチハルなど)は4月、5月、6月は雨が少なく、毎年干ばつが起きています。この写真は現地の方にいただいたものですが、干ばつのとうもろこし畑です。農家は天水に頼るしかありません。
黒竜江省の畑土壌は黒土と言われ、肥沃度は高い土壌でした。しかし、土壌の粘土含量が高いため、乾燥と一時的な大雨により表層土壌が流れだします。また、近年有機物の補給が少ないために土壌流亡が急激に進んでいます。水はけは非常に悪い土壌です。このようにして劣化土壌は年々増えています。
写真は約10a程度のライシメーターです。ドイツ製だとのことで1億円程度かけて作成したそうです。凍土試験、養分用脱試験、根はり試験、水分含量試験とうができます。立派な施設です。
黒竜江省肇東市人民政府モデル圃場のトウモロコシです。左側は粟畑です。黒竜江省の耕地面積は1200万ha、約半分がトウモロコシ畑です。農家収入は5360元・1年です。1元は約13円。
黒竜江省土壌です。この地域は粘土質で水はけの悪い土壌が多いです。
また、丘陵地帯はアルカリ土壌が多くないります。降水量は5月が50mm前後で干ばつのときは5月・6月は降水量が0mmとなります。また、年間降水量は400~500mmです。
農業生産上は水をいかに有効的に利用するか課題となります。また、広大な面積のために有機物の有効利用ができていません。トウモロコシや稲の残さの多くは冬季間の家畜飼料となっています。
黒竜江省は中国の食糧生産基地としての役割を果たしており、今後も生産性向上を目標に農業技術の改良を進めて行くようで、膨大な予算が投入されています。
また、丘陵地帯はアルカリ土壌が多くないります。降水量は5月が50mm前後で干ばつのときは5月・6月は降水量が0mmとなります。また、年間降水量は400~500mmです。
農業生産上は水をいかに有効的に利用するか課題となります。また、広大な面積のために有機物の有効利用ができていません。トウモロコシや稲の残さの多くは冬季間の家畜飼料となっています。
黒竜江省は中国の食糧生産基地としての役割を果たしており、今後も生産性向上を目標に農業技術の改良を進めて行くようで、膨大な予算が投入されています。