かつて恋をしていた人と十数年ぶりに再び出会って
そしてまた、恋が始まりました。
けれど、私たちにはすぐに別れがやってきました。
お別れするときに、彼はブログを作ってくれて、そこに彼の想いを綴ってくれました。
彼の素敵な想いを受取り、私も自分の気持ちを伝えたいと思うようになりブログを共有することにしました。
このブログは、遠い空の下に暮らす愛しい人へ宛てた恋文です。
感情のままに、どんなことでも綴っています。
ありのままの想いを伝えてこそ互いを思い遣ることができると考えているからです。
かつての私は、自分の想いを相手に伝えることができませんでした。
自分だけの考えで収束するのを常として生きてきました。恋愛においても然りです。
今は、同じ轍を踏まぬよう、心の内を見せながら何でもどんな些細なことでも彼と共有していきたいと思っています。
それは、彼が私をそのように導いてくれたおかげです。どんなことでも寛容に受け止めてもらえるおかげです。
女性は感情の生き物なれば、愛するよりも愛せらるるが故に愛すること多きなり、の教え通り
思えば、これまでは受動的な恋愛しかしたことがありませんでしたが
人生最後の恋愛で、心から人を愛する、ということを知りました。
そして、それを文字にして彼に伝えたとき、涙が溢れてとまらなくなりました。
胸をしめつける何とも不思議な感情でした。
もしかすると、それはこの歳になってようやく自分から愛することができたことへの祝福の涙だったのかもしれません。
気軽に会えない環境の中で、私たちはお互いの想いを文字にして伝えています。
タイトルを見て記事をクリックするときの高揚感は、恋文の封を開ける時のそれと同じです。
彼の書く文章も素敵ですが、何よりも
忙しい合間をぬってブログに向かってくれる彼の気持ちが嬉しくもあり。
そんな彼を想うと、恋文を綴らずにはおれなくなるのです。
そういう意味合いのブログですから私たちにとっては、とても大切な空間となっていますが
恋文が、第三者から見ると興味本位のものでしかないように
このブログも、そうに違いありません。
ただ、始めた頃に比べると、ご覧頂いている方がおられるようですので、ブログの概略をご説明させて頂こうと思った次第です。
タイトルにkとあるのは、私から彼への想いを綴ったもの
タイトルにkの文字がないものは、彼から私へのメッセージです。
7月31日 追記
ご覧いただきましてありがとうございます。
ブログを見ていると、登場人物の概要を知りたくなると思います。
人には言えない・・・と謳っているブログですから、大まかなことだけしかお伝えできませんが
彼は40代既婚者(基本的にとても真面目な方です。)、50代の私は現在独身です。1,000㎞以上離れたところに暮らしていることと併せて、それぞれの置かれた環境から、今はなかなか逢うことができません。
時に切なく、時に淫らに、どんなことでもさらけ出すのは、ここがふたりの居場所となっているからです。