100分de名著 ボーヴォワール「老い」
第1回 老いは不意打ちである
ボーヴォワールは「第二の性」で、女とは社会的、歴史的に作られた存在だと論じ、女性が社会のなかで、搾取されていると説いた。
同じ手法で「老い」に着手し、老人もまた社会から疎外された存在であると説く。
「老い」が書かれた1970年代、消費社会が極まり生産性のない「老人」が疎外されているのにそれについて全く語られることはなかった。
だからこそ、「老い」をとらえ直す必要があるという。
第一回は、「老いは文明のスキャンダルである」と語るボーヴォワールの視点から、人類にとって「老い」とは何かを考える。
HAUSER - Intermezzo from Cavalleria Rusticana
人は女に生まれるのではない、女になるのだ。
社会的弱者 女・子供・お年寄り・障害者
老人→中途障害者
女性の境遇は色情の対象
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