未来を信じて

ダンナは私たちの太陽!

入院23日目

2009-08-22 10:15:42 | 退院~大阪の病院に入院
8月21日
昨日から自発呼吸では酸素の取り込みが少なくなったりする時がありました。
脳幹部にもできている腫瘍のせいと、脳に圧迫がかかっているせいで、
舌が奥のほうに落ち込み、呼吸がしづらくなっているという事でした。

午前中は酸素の濃度も問題なかったのですが、午後から数値が下がってきたので
酸素マスクをつける事になりました。

先生が来て下さり、別室で話しを聞きました。
急に呼吸状態が悪くなってきているので、腫瘍に対する治療は考えられなくなってきた。
近いうちに起こるであろう自発呼吸が止まる時、人工呼吸器をつけるかどうか
延命処置をするかどうかを決めておいて欲しいと言われました。

先生はいつも「僕個人の意見としては…」「僕の家族なら…」と医者という立場ではなく
患者側に寄り添って話して下さいます。

人工呼吸器をつけてよくなるならつけるけど、そうではなく、苦しい時間が長引くだけ。
少ない可能性に賭け、手術をして治療に挑もうとした。十分に頑張った。
だからこれ以上は…という話しを家族でして、延命治療はしない事に
決めました。

どちらにしても辛い選択です。
こんな事は決めたくありませんでした。

本人、家族、友達、みんなみんな辛い。悲しい。