娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

事故のニュース

2006年09月14日 18時03分11秒 | 最近の出来事
実家でテレビを見ていると、中央高速で大規模な追突事故があったというニュースをやっていました。

どうやら「魔のカーブ」という事故多発地帯での出来事みたいです。
死者も出ていて、小さい子が犠牲になったともいってました。

言葉もありません。

事故の全てが運転者の責任とはいいません、不可抗力や突然のアクシデント
があると思います。

交通事故ほど情けないものはなく、起こす方、被害を受ける方、互いに悲しい
思いにさいなまれるのは当然で、その家族や親戚は一変した人生となることでしょう。

私も依然、貴重な経験をしたことがあります。

もう、7年は経ちますが出張で東京へ一人で行ったときのことです。
庄内から東京まで高速道路を使い車を走らせていると白石を過ぎたあたりで、
かなりのスピードで私を追い越していく車がありました。
私の車を追い越すスピード差から優に150キロは出ていたと思います。

私を追い抜き、カーブに入っていたその車は、カーブが終わり直線になろうとした時に、スピンし始めました。

最初、路肩にぶつかり次に中央分離帯にぶつかったその車は、ようやく中央車線上に止まりました。

後ろを走っていた私は、ブレーキをかけながら路肩に止め、後続の何台かも
一緒に止まりみんなで発煙筒をかき集め後方に放り投げました。

後続車の知らない人に救急車の手配を頼み、事故車に近づくと、運転席のドアは
壊れて飽きっぱなしで、エアバックも動作したみたいで車内が真っ白くなって
いました。

シートベルトはしていたものの、緩くしていたんでしょうフロントガラス、ハンドル、床には血がべっとり、
そして頭、首、胸などからからりの出血がありました。

意識はかろうじてあったものの、体をピクピクさせていました。
素人目にも「ちょっと危ないかも?」と思いながら、同乗者はいないのか聞くと
うーん、うーんとうなるだけです。

あたりを見渡しましたが、放り出された同乗者はいないらしく一人で運転していたみたいでした。

私も、後続の他の運転手もどうしていいか判らず、ただ救急車を待つのみでした。

15分くらいで、救急車が到着しすぐに搬送され、警察からは
事故の状況を聞かれましたが、あの運転手はどうなったか気になっていました。

何日か後に、高速道路での死亡記事を読みました。

あの人にも子供、家族、親戚がいたと思います。
一瞬の事故で命が奪われ、家族が悲しむ、そんなことが早く減ってほしいと思います。

ニュースの追突事故からそんな事があったのを思い出します。

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