ひっぱりあいこ
ハロウィンカボチャと黒豆の枝豆もぎをたのしむ日。
時間をかけて植物が持つ力を活かして育った完熟トマト。もぎたてのまっかかなトマトは、中までゼリーがたっぷり詰まってる。だから、ずっしりしてる。ほおばるとジュジュじゅぅ〜と自然な甘さの果汁と果肉がたっぷり味わえます。子どもたちに、そんなほんとうのトマトをもいであげた。
トマトの宝探しがはじまりました。
赤のトマト、黄色のトマトは、シソの陰、さつまいものツルに紛れてかくれんぼしています。そんな甘くておいしい宝石を探して、かがみ込んだり、畑のまわりをグルリとまわって
見つけた。
もうトマトに夢中。ジュルジュル音をたてながら、自然栽培のトマトにかぶりつき、食べ終わったらまた、宝探しに出かけます。
しばらくは、枝豆もぎを楽しんでましたが、ふたたびトマト狩り。シシトウやピーマンの森へ繰り出します。びっくりするほど甘いトマトのおいしさの虜。陰に隠れていたトマトを発見するたびに、パクッとかぶりつく。
肥料も水も農薬もなにも散布しないで、作物の株元に土を寄せてあげると茎から根を張っていき、まぜこぜに育った作物との日光の奪い合いにならないようさえしてあげるだけで、こういう味わいのトマトや野菜が育ちます。
子どもたちは、本当の野菜の味わいに目覚めたようで、紫蘇の実の佃煮のおにぎりがお気に入りになったみたい。
今日の青空ごはんは、
玄米ごはんに、源助大根の葉っぱの一夜漬けと塩昆布を和わせて、おにぎりにしてみた。
おにぎり食べたら、先日やった紫蘇の実取りを今日もやってみたくなりました。
いい笑顔。
先日の紫蘇の実取りが、よっぽど楽しかったんだね。
この前は青紫蘇の実を収穫しましたが、今回は赤紫蘇を採種します。
赤紫蘇より早生の青紫蘇は、採種せずに自然落下させ、スズメノカタビラやオドリコソウなど春の雑草が繁茂するのを成長の早い青紫蘇で抑える、雑草対策に利用します。
赤紫蘇の畝うち、開花が早かった赤紫蘇の株は、青紫蘇と交雑している可能性が高いので赤紫蘇の枝をとらずに、生育の揃った赤紫蘇の株から採種します。
赤紫蘇の枝をちぎってシートの上で枝を叩けばタネがバラバラ落ちてくる。
その側で枝に付いてるまだ若い穂を見つけては、しごいて紫蘇の実取りに精を出していらっしゃいます。笑
シートに枝を打ち付けて
この中に赤紫蘇のタネが混じっています。大きな葉っぱや茎を取り除き、ゴミごと桶に入れて洗面器で受ければ、軽いゴミは風に流され重いタネだけが洗面器に落ちる。
風力精選。
また、春になればこのタネを蒔いて、葉っぱをしそジュースや梅干し、ゆかりを作って、葉っぱが再生してきたらまた、葉を摘みしそジュースを2回ほどつくる。そして、タネを取る。の繰り返し。
タネを取った茎は、畑に戻してバクテリアのエサにします。硬い茎や張り巡らした根はやがて、土壌微生物によってリグニンなどが分解され柔らかくなりミミズのエサになり、ミミズのフンが団粒構造の土に変え、水と空気の流れを育み、虫たちの住処となり、私が作物の根元に土を寄せてあげるだけで育つ。
ぐるぐる、ぐるぐる。
可愛らしい声で、
アマガエルが鳴いている。
子どもたちは、トマトに夢中。
赤とんぼが、とまった。
あたま
まっしろ、さやもぎ。もぎもぎ…
しあわせ じかん。
こういう
ことが
たのしいって思う。
だから、
大切にしたい。
ハロウィンカボチャにリボンを描き、
甘い
うまい、うまい
黒豆の枝豆、
茹でたて、できたよー
しましまのウリ坊みたいなカラスウリが色づきました。
枝ぶりよく剪定された木々に、コモをまわして雪吊りする季節も、もうすぐです。
原木しいたけ、源助大根のおいしい季節になりました。初収穫した打木源助大根が店頭に並んでいるのをみかけて、ちょっとうれしい。
目覚めたのかな、小鳥の声が聞こえてきます。朝焼けになりました。
放牧地には夜露。
顔を出して待ってます。ごはん、まだかなーって。
7頭のうち搾乳3頭。
今月いっぱいで搾乳を終えて、雄ヤギを連れてきます。春先に子ヤギが産まれたらまた、搾乳が始まります。
ヤギミルク、あっさり、おいしいです。
もぎたての枝豆。
塩茹でしたのを広げて冷たい風に当てただけなのに、とっても甘い。カニ雑炊の彩りに加えてみた。
万願寺とうがらしはそろそろ終わりだね。
さつまいもの畝に小芋を放り投げておいたら、ツルの間からしっかり茎を伸ばしていた。さつまいも掘りとジャガイモ掘りが同時にできるかな?
肥料も農薬も水もやらずに育ててみた畑。たくさん虫はやってきて、蒔き遅れた大根の葉っぱは、ほとんど食べられちゃってる。
あらら、こんなところにかぼちゃ。
かぼちゃは、まだ元気にツルを伸ばし花を咲かしています。