素振りブログ。

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コラムの主旨とは違う方向で興味が湧いた。

2016年05月09日 18時38分25秒 | 日記
5/2付の神社新報に、動物愛護というタイトルで諏訪大社の神事「蛙狩神事」についてのコラムがありまして。

蛙狩神事とは?

元旦の朝に、上社本宮近くに流れる御手洗川の川辺で冬眠中の蛙を掘り起こし捕らえ、矢で射抜いた上で初贄として神前に供える神事。

で、ですね。
この神事について動物愛護団体が噛み付いているそうで。
「残虐」だとか「子供に悪影響を与える」だとか。

コラムは「こういうことに抗議する方々は、自分とは違うものの考え方の存在を認めないから、厄介極まりない」って話だったんですが。

私はそれとは別に

「お?矢で串刺しってことは、蛙の血が流れるってことだよね?そんなのを神前に供えるのOKなの?」

という疑問というか。興味というか。
そんなものが湧きました。

前にもブログで書いたと思いますが、神道だと、特に皇室周辺の神道だと出血はご法度ですので。
そこのところから、この神事に興味が。
人間がダメなんだから、動物だって良くは無い、はずだよね。フツーに考えると。

大体さ、一般的に日本人って農耕民族がメインだから。
動物をシメてお供えするっての、ちょっとイメージ湧かないですよね。

やっぱ出雲ゆえなのか。

タケミナカタの神を奉じていた民族って狩猟民族だったのかなぁ?
諏訪大社ってことは、メインでお祀りされているのはタケミナカタの神のはずですし。

で、そういう神事を、部族を併呑したとき「そのまんま続けていいよ」って言った。

多分、皇室周辺の神道の常識から言って「あまり良くは無い」って内心思ってたと思うんですが。

……何だかロマンを感じてしまいますねぇ。
大昔に強者の価値観で「不愉快だからやめろ」と弾圧せず、そのまんま続けられた神事が、今も続いている。

続いてるといいんですが。(おい)

いやね、コラムの方で「今年も無事この神事が執り行われたのかどうかが心配だ」なんて。
不安な一言が書かれていたもので。


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