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お金たっぷり使って、いい仕事してますね

2014年10月14日 22時26分03秒 | 日記
神撃のバハムートGENESIS 第2話感想。

お金あるんすね。
やったらヌルヌル動くし。

この作画で最後までやるつもり?
作画している人、死ぬんじゃないの?

そのくらい、やたら丁寧な仕事でした。
特にヒロインのアーミラが、主人公のファバロと一緒に踊るシーン、やばすぎ。

劇場版かと思うくらい。
躍動的なダンスを、ヌルヌル表現。
(あと、ファバロに売られて、騎士団に追われて走って逃げるシーンもかなり丁寧な仕事でしたね)

アニメを格闘とするなら。
作画力を基礎体力とするなら、脚本は技術なわけですが。

脚本もかなり良かったです。

中世ファンタジーらしく、差別がおおっぴらな世の中。

賎業である賞金稼ぎ(ですよね?)だというだけで、騎士と口をきいただけで殴られ。
悪魔だというだけで、騙しても構わない、殺しても問題なしと思われてる。

誰もそれが変だとは思わなくて、そういうもんだ、と納得してる。
別に差別と戦う度胸が無いってわけじゃないんですよな。
それが常識なんだよな。

こういうのが良いんですよ。
現代の価値観で、ただ物理法則と生活環境を変えただけの物語じゃ、正統派とは呼べませんやね。

……とはいえ、悪魔に関しては圧倒的戦力差が人間と比較してあるようですし。
一般的に「敵」として恐れられてるようですので。

悪魔に対する差別は、正当評価かもしれませんけどね。

ファバロも、アーミラが人間だと思ってたときは「女の子だ」と庇うような仕草を見せてましたけど。
悪魔だと分かったら腹の中で「殺しても構わない」「騙しても問題なし」と思ってましたね。

でも、その後

アーミラの目的が「お母さんに会いたい」っていう、無邪気な子供のような理由から来るものだと知ったせいで。

「殺そうが騙そうが全く問題なし」な存在であるという認識に揺らぎが来てるのが面白いですね。

アーミラを騎士団に金で売った後、彼女が口にしていた思い「お母さんに会いたい」を脳内で勝手にリフレインし。
(ついでに言うと美味しそうにご飯を食べる姿と、お酒飲んで喜んでる姿も思い出し)
動揺しないようにわざとなのか「何言ってやがんだ悪魔の癖に」と自己正当化するような独り言言ってるのが可愛いね。
情が移りはじめて、「煮て食おうと焼いて食おうと全く問題ない存在」と思えなくなってきてやがんのw



可愛いといえばヒロインのアーミラ。
彼女、やっぱ人間と悪魔のハーフなんでしょうか?

騎士団の法術が効いてないあたりと、悪魔の翼が片方しか無いあたり。

悪魔の軍勢にも命を狙われてるようですし。
ひょっとして、神、悪魔、人間全部に狙われてる?

いや、先が気になりますわ。
面白い!


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