やっぱ武装錬金かなぁ

この間、ツイッターで「一番好きなアニメTOP３をあげろ」って感じのタグが流れてきて。
便乗しようと思ったんですが、出てこなかったんですね。

何をもって一番好きか？

そこが分からなくなって。
で、その後しばらく考えたんですが。

再放送があったとき、見たくなる作品。

この縛りで考えたら、なんとか３つ絞り込めました。

自分の場合は

武装錬金、ゲッターロボ、コンバトラーVですね。

後ろ２つは昭和のロボアニメですけど。
ゲッターはチームワークが熱いし。
コンバトラーVはバトルシーンがやっぱかっこいい！
（超電磁タツマキは燃えざるを得ない）

で、武装錬金ですけどさ。
これね、私の好きな要素てんこ盛りなんですよ。

ヒロイン年上。
ヒロイン１人。
ボーイミーツガール。
主人公熱血漢で純情。

作者の和月先生の代表作はるろうに剣心ですけど。
私はこっちの方が好きですね。

話の筋は、人を喰らう怪物・ホムンクルスと戦っている秘密組織に属するヒロインを偶然見かけた主人公。
彼女が危ない目に遭ってると勘違いして、命がけで助けてしまい、死亡。
無駄死にだったとはいえ、自分のために死んでしまった少年を見捨てるのは忍びなくて、ヒロインは手持ちのアイテムを彼に与えてその命を救うのですが。
そのアイテムが「本人の資質により、武器に変化する超アイテム」で。（それが武装錬金という名前）
なりゆきで、ホムンクルスを倒す力を得てしまう。
で、世界の真実を知ってしまったので、普通の人々を守るために、ホムンクルスと、彼らを創り出した悪の錬金術師たちと戦う決意をする。
そんな話。

この武装錬金、キャラクターの特徴を捉えたモチーフを選んでるのが上手くてね。
主人公は真っ直ぐな少年なので、突撃槍の武装錬金。
ヒロインは冷静で落ち着いているので、機械のアームの先に鎌がついた、デスサイズの武装錬金。
ライバルキャラで、最初悪の錬金術師、その後人間型ホムンクルスになる男も武装錬金を手にし、彼は黒色火薬の武装錬金を得る。

特に、このライバルキャラ……蝶野攻爵（すんげー名前）って言うんですけど。
錬金術師……つまり科学者なわけですよ。
そんな男の武装錬金として、黒色火薬は当時ベストチョイスだと思いましたね。

物語の結末も、少年漫画として傑作な感じで。
読んでない人には是非読んで欲しい作品ですわ。
（だいぶ前に、持ってた単行本は甥っ子姪っ子に布教するために全部あげてしまったので、今は読み返すことができない……）