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かなり重い相談キタ

2021年03月22日 19時30分08秒 | 日記
今週の産経新聞月曜日のコーナー「あすへのヒント」は、相談内容がなかなかすごかった。

「定年退職した男性が相談者。妻が、20年近く前に妻の姉の夫(つまり相談者の義兄)にレイプされそうになったと告白してきました。どう慰めていいものやら分かりません。義兄については、妻の両親を看取ってくれたので感謝していましたが、もう関わりたくないです。ですが、今更妻の姉夫婦の家庭を滅茶苦茶にしてやろうとも思いません。どうすればいいでしょうか?」

……なかなかヘビーな相談が来たもんだ。
と、読んでて思いました。

回答者の作家さんは

「あなたの奥さんの気持ちをよく聞いてあげて、一切反論はしないことを勧める。しかし、反論しないとストレスは溜まるもの。そのときは何か袋を用意して、聞こえないところで溜まった文句を吐き出すように。いわば自作の堪忍袋だ」

……うん。それがいいかもしれませんね。
こればっかりは異論無いですわ。

この場合、奥さんを支えるにはその辛い気持ちを一切否定せず、疑わず、反論もせずに聞いてあげるしかないですよ。
でも、人の話をまともに聞いていたら、引っかかるところは出てくるもので。
被害者である奥さんには、義兄に対する恨みがあって、復讐心だってあるだろうから、多少オーバーになってたり、自分の問題点を隠したりしてる可能性はあるわけで。
でも、それを指摘すると「夫も私の味方では無いのか」となって、支えられなくなる。
だからもう、地蔵のように聞くしかないですよね。

でも、それだと溜まるから、それをどう処理するか。
回答者の作家さんは「自作の堪忍袋に吐き出せ」と。
私が思うに、完璧な回答に感じました。

作家さんは最後に「姉夫婦との付き合い方は、奥さんの意向に沿うようにするべき」とも言ってて。
そこも同意。

勇み足で「報いを与えたり」「関係修復に乗り出したり」
そんなことはするべきではないわな。

無論「キミがしたいようにすればいい。僕はそれに従う」って伝えておくべきですけど。
(でないと、女房の事に本当は何の関心も無いんじゃないのかと思われかねないし)


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