素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

デビルマンとかさぁ

2020年09月09日 00時00分00秒 | 日記
先日、必殺仕業人を毎日見ているって話をしましたけど。
オタクを長くやってると、不朽の名作みたいなもんが胸の中にたまってきますわな。

それはゲームだったり、映画だったり、漫画だったり。

で、そういうの。
次世代に語り継ぎたくなりますよね。

いやさ、別に過去の作品が素晴らしく、今出てる作品は二番煎じで、それより劣るものであるなんて言う気は毛頭ないんですけど。
今出てる作品だって、過去名作を大きく超えるかもしれないものはいっぱいあるよ!

ですけど。

やっぱ、それでも知っておいて欲しいなぁ、って作品はあるわけですよ。

漫画だったら

ブラックジャックだとか。
デビルマンだとか。
火の鳥だとか。

特にデビルマンは自分の感性に合致するんで、語り継いで行って欲しい作品ですよ。
人間同士の信頼関係を破壊すれば、物理的に殺戮して回らなくても人間社会は崩壊して無くなってしまう。
この部分ね。
作中の敵「デーモン族」は、他の生物と合体して自分の能力を拡大することを特性として持ってるんですが。
何故か人間とはなかなか合体しない。
人間と合体すれば、人間の知識、人間の姿、人間の社会的地位が手に入るというのに。
何故か、あまり積極的にしない。

なんでか?

それは、人間が持つ理性が邪魔で、理性のある生き物とは合体出来ないから。
それがブレーキになってて、あまり人間と成り代わってるデーモン族が居ない状況なんです。
(主人公・不動明の親友・飛鳥了は「それはデーモン族が殺し合いを本能とする生物だから。殺し合いの妨げになるものを拒否してしまうのかもしれない」と分析)
無理矢理すれば、理性がデーモン族の異常な精神と上手く融合できず、拒否反応を起こして死んでしまう。
そういう状況。だったんですけど。
何故か物語終盤、理性によるショックで死亡するの分かってるのに、無理矢理人間との合体に挑む奴が出るんですわ。それもたくさん。
デーモン族がただ暴れるだけでも、大きな被害が出るのを承知で。
そんななのに、何故特攻攻撃をかけてくる!?
そう思っていたら、すぐに理由があきらかになる。

デーモン族は、自分たちが狙った人間と成り代わるなんてわけない。
あなたの隣人?本当に人間ですか?

そう思わせることが目的だったんだと。
互いに人が信じあえない状況を作るだけで、人間社会何てすぐに崩壊する。

このへんが好きなところでしたかね。
ウルトラセブンのメトロン星人の話とかぶることもあるかもしれない。